[メイン] GM :

立チ─────去レ─────。


ダブルクロスthe 3rd edition
『Be off』
"ダブルクロス"─────それは"裏切り"を意味する言葉。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : opening『Hello, "Overed"』 登場:全員

[メイン] ベアトリス : 1d10 (1D10) > 5

[メイン] 銀城 : 1d10 (1D10) > 1

[メイン] system : [ 銀城 ] 侵蝕率 : 32 → 33

[メイン] 両儀式 : {侵蝕率}+1d10 登場/リザレクト

[メイン] 両儀式 : 43+1d10 登場/リザレクト (43+1D10) > 43+7[7] > 50

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 43 → 50

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ここは関東に位置する、日本的ハト派思想の強いUGN大支部。
あなた達は、日常の護り手として任務を受けるべく、応接間に案内される。
テーブルには茶菓子等が置かれてあり、連絡員が来るまでの間、待機するように通達されている。

[メイン] GM :  

[メイン] 銀城 : 「さすが大支部。いい部屋が用意されてる。飲み物も茶菓子もたっぷりだ」
ペットボトルからコップに緑茶を注ぐ

[メイン] ベアトリス : 「あ、おはようございまーす」
扉を開けて現れるのは、金髪かつ軍服を着た少女

[メイン] 銀城 : 「来たか。ちょうどいい緑茶でいいか?」

[メイン] ベアトリス : 「ジャパニーズティーですね、丁度一杯頂きます」

[メイン] 両儀式 : 「…………いや応対早いなお前ら」
部屋の壁に寄りかかってた

[メイン] ベアトリス : そうして、話しかけた者の方に向けていた視線を壁の方に移し

[メイン] ベアトリス : 「あ、席空いてますよー?」
壁に寄りかかっている人物に対して

[メイン] 両儀式 : 「良い、其処までもてなされる関係でも無いだろ…」

[メイン] ベアトリス : 「まあそう言わずに聞いてくださいよ」
かなり強引に
「立ちっぱなしって結構疲れるんですよね」
ソースは軍人の経験 

[メイン] 銀城 : その会話を尻目に緑茶を飲み干し
「立ちっぱなしでも疲れない秘策はないのか?」

[メイン] 両儀式 : 「はあっ?」
素っ頓狂な声で

[メイン] ベアトリス : 「スクワットとかですかね 割と誤魔化せますよ」

[メイン] 両儀式 : 「……それでも疲れるもんは疲れるだろ…私は長時間も立ってる訳じゃないからこうして寄りかかってる訳でな…」
会話に混ざろうと近づいてくる

[メイン] 銀城 : 「悪いな。もう席は一つしか空いてないぞ」

[メイン] 銀城 : 開いてる席を顎で示す

[メイン] 両儀式 : 「………」
ふん、と渋々座って

[メイン] 両儀式 : 「で、だ…態々座らせたからには相応の座った時の話があるんだろうな?」
ややおこ

[メイン] 銀城 : 「その前にだ」

[メイン] ベアトリス : 笑顔のまま口を閉じている。
中身のある会話など無い事を暗に示している

[メイン] 銀城 : 「あんたも見かけからしてジャパニーズティーでいいか?」

[メイン] 両儀式 : 「……寄越せ」
ここでダンってテーブルに手持ちのミネラルウォーター出したらそれはそれで変よねえ…

[メイン] 銀城 : 「これで俺たちは同じ水を飲み交わした仲間ってわけだ」コップに注いで受け渡す

[メイン] 銀城 : 「よろしくな」

[メイン] ベアトリス : 「かんぱーい!」

[メイン] 両儀式 : 「………」
ノリが、違うのねえ…と無言で複雑な表情でコップを軽くぶつける

[メイン] メイプルトリック : 「カンパ~イ」
いつの間に空いているテーブルに肘を掛け、凭れ掛かれながら
持っている紙パック牛乳を重ねる、黒の短髪の少女。

[メイン] メイプルトリック : へらへらと笑いながら。悪戯っぽい表情をしてる。

[メイン] ベアトリス : 再び緑茶を口に付け、時間を見ようと視線を動かそうとしたら

[メイン] ベアトリス : 「わわっ!?」

[メイン] メイプルトリック : 「やほやほ~」
ニマニマとしながら、手をひらひらとさせている。
そしてその少女の目の前には、任務資料と思わしきペーパーが広げてあり。

[メイン] 両儀式 : 「とっとと口を挟んでてくれよ、こんな暖気な会合に混じる羽目になった」

[メイン] ベアトリス : 素っ頓狂な声をあげながら

[メイン] 銀城 : 「!?」
「………」
「牛乳か……」

[メイン] メイプルトリック : 「いいじゃんいいじゃん、和気藹々なの~」
ストローを口にし、ニヤニヤと吸い、飲みながら。

[メイン] ベアトリス : 「申し訳ございませんでしたぁ!」
と、席を立ち譲ろうとする

どうみても連絡員ですよね席ないですよねごめんなさい。

[メイン] メイプルトリック : 「"ちゃんと"、"人間"してるってことだしね」

[メイン] メイプルトリック : 「ん?あーあー、大丈夫だよ~」
ベアトリスの方を見て、手をひらひらさせながら。

[メイン] メイプルトリック : 「君達は現場仕事を任されることになるんだからね~
 それなら、体力は温存しておかないと、ね?」

[メイン] メイプルトリック : 「立ちっぱなしって結構疲れるんだよん」
ニヤリ。

[メイン] ベアトリス : 「あははははー……」
一体いつからいたのでしょうかぁ…。

[メイン] メイプルトリック : そんなこんなの軽い感じのノリで、それぞれの手元へ紙の資料が送られる。
端末で情報が送られない理由としては、このオーヴァードが息を立てる
社会においては、優れたセキュリティなど意味はなさず
せめてものとして、ペーパーによる情報漏洩対策を行なっているのである。

[メイン] 両儀式 : 「ん」
ぱしっと受け取って資料凝視

[メイン] メイプルトリック : 「ナイスキャッチ!」
コホンと咳を一つし、切り替えるように促しながら。

[メイン] 銀城 : 「出来るだけ早く終わらせるようにさせてもらうぜ…」切り替えて資料に目を通す

[メイン] メイプルトリック : OKサインを指で作り、銀城に見せながら。

[メイン] メイプルトリック : 「じゃ、今回はねー、みんなには波捨山の調査に行ってもらうよん
 人があんまり立ち入ることもないし、観光名所でもない
 ふつ~の山なんだけどさ、ただ最近どうも
 そこに立ち入った人達がどんどん行方不明になる事件が起きていてねー」

[メイン] メイプルトリック : 「当然、警察が既に調査を行っているんだけど
 これまたビックリ!捜査に出た人も、連絡が途絶えちゃってるわけ~」
手をパーにしながら、体で事態を表現し。

[メイン] メイプルトリック : 「なので厚生省の方から捜査打ち切りを立てたわけ
 こういう事案はもうね─────うちらの仕事っしょ?」
肩を竦めながら。

[メイン] 両儀式 : 「世が世なら化け物退治だな」

[メイン] ベアトリス : 「オカルトみたいですね」
私達の存在がそうと言われるのであれば、まさしくそうなのかもしれないが

[メイン] メイプルトリック : 「あっはっは!まさしくまさしく~」
へらへらと笑いながら、二人に頷き。

[メイン] メイプルトリック : 「とは言え、何が起きているかは分からないって感じだね~
 だからこそ、この危険区域に向かわせるなら……」

[メイン] メイプルトリック : 「不死性の高い私達の方が、より被害が少なくなるっしょってわけ~
 いやはや、ブラックブラック、あっはっは~」

[メイン] メイプルトリック : まずレネゲイドが活性化することで、人は変貌をする
ここで約5割近くが、人間性を失い、実質死を迎えることとなる。
さらに残りの確率で自我を保てたとしても、少し生活が楽になる程度の能力しか持たないケースもざらである。

[メイン] メイプルトリック : こういった任務に挑むことができる、戦闘を行なえるオーヴァードとは、ある意味で選ばれし存在とも言える

[メイン] ベアトリス : 「はっはっはっは」
笑い話にはなりゃしない。

[メイン] 両儀式 : 「…………」
笑うとこ、あったか?

[メイン] ベアトリス : 「3人ですね?」
"実働"で動ける人数を再確認して

[メイン] 銀城 : 「出発前に怖いこと言わないでくれよ。震えちまいそうだぜ」

[メイン] メイプルトリック : 「そうだね、この任務に向かえそうなメンツは君達しかいなかった」

[メイン] メイプルトリック : 「あはは、ちょっとした場を和ませる感じの
 ジョーク的なアレだよ、ごめんよ銀城くん~」
肩を揺らしながら、へらへらと笑い。

[メイン] メイプルトリック : 「というわけでとりあえず今回の任務は"調査"ってわけだけど
 何か他に聞きたいこととかあるかなー?」

[メイン] 銀城 : 胸のペンダントに触れながら
「ないな。”調査”なら大歓迎さ」

[メイン] 両儀式 : 「オレも良いよ、どうせ現地で見て回らないと分からない事だらけだ」

[メイン] 両儀式 : 「…気になったから一応聞くんだが、大人数行方不明になってる案件が調査で済んだ事ってあるのか?」

[メイン] メイプルトリック : 「ああもちろん、それに関してはね~」

[メイン] メイプルトリック : 「"現場判断"」

[メイン] メイプルトリック : 「君達で対処可能であれば早期解決を
 そして不可能であれば、報告をって感じだね~」

[メイン] 両儀式 : 「あっそ、厄介な話だ」

[メイン] メイプルトリック : へらへらと笑いながら。

[メイン] メイプルトリック : 「適材適所が一番、効率的だからね~」

[メイン] ベアトリス : 「なるほど」
そこに関しては普段と変わらないだろう。強いていうのであれば、多少は役に立てる石であれば良いのですが。

[メイン] ベアトリス : 一度ネクタイを締め直し

[メイン] ベアトリス : 「問題ありません、いつでも行けます」

[メイン] メイプルトリック : ニヤリと笑い。

[メイン] メイプルトリック : 「さっすが、優秀だねぇ~」
ベアトリスを見て、うんうんと頷きながら。

[メイン] メイプルトリック : スッ、とテーブルに自分の名刺を置く。

[メイン] メイプルトリック : 「もし何か問題があれば、いつでも私に連絡してきてね~
 ─────私の名前は、メイプルトリック、以後お見知りおきを~」

[メイン] メイプルトリック : そう言い、資料を纏め、席を立ち上がりながら
部屋の出入り口前に立つ。次に任務説明の仕事があるのだろう
非常にせかせかとしている。

[メイン] メイプルトリック : 「それじゃ、よろしく~!」
そのまま、手をひらひらとさせ、廊下の方へと消えていく。

[メイン] ベアトリス : 「お疲れ様です!」
起立をし、敬礼をしながら見送って

[メイン] 両儀式 : 「………じゃあな」
連絡員が出てって見えなくなって、席を立って同じ様に退出

[メイン] 両儀式 : 「座ってるのも疲れるんだ」

[メイン] 銀城 : 「じゃあ浮くしかないんじゃないか?」
二人が出た扉に声をかけた

[メイン] ベアトリス : 「はっはっは」

[メイン] ベアトリス : 「敵地に向かって浮くだけだと」

[メイン] ベアトリス : 「格好の的に早替わりですよ」

[メイン] ベアトリス : 「……まあ」

[メイン] ベアトリス : 「手遅れになる前に解決する事に越した事は無いんですがね」

[メイン] ベアトリス : 誰に向けてでも無く、小さく呟いて

[メイン] ベアトリス : 音を立てないよう扉を閉め、部屋を後にした

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] 銀城 : シーン1 「go your own way」

[メイン] 銀城 : 1d10  (1D10) > 4

[メイン] system : [ 銀城 ] 侵蝕率 : 33 → 37

[メイン] ベアトリス : 1d10 (1D10) > 1

[メイン] system : [ ベアトリス ] 侵蝕率 : 46 → 47

[メイン] 両儀式 : 50+1d10 登場/リザレクト (50+1D10) > 50+3[3] > 53

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 50 → 53

[メイン] 銀城 : 貸与品の黒いワンボックスカーが高速を走る
関東、都心の支部から離れ、窓の外には緑が多く見えるようになる
運転席ハンドルを握る銀城がCDを取り換える
「次はココロのちずを流すぞー」

[メイン] 両儀式 : 「……………勝手にしてろ………」
軽くため息を付いて頬に片手を当てて窓の外を眺める

[メイン] ベアトリス : 後部座席でリズムに乗っている

[メイン] : 大丈夫!さぁ前に進もう~~~♪

[メイン] 銀城 : 「手が離せないなりの精一杯の若者向けサービスだったが…うけは5割か…」

[メイン] ベアトリス : 「いやぁ助かりました
 私運転なんて出来ないもんで…」

[メイン] 両儀式 : 「悪かったな、陰気な奴で、そういうのは分からん」

[メイン] 銀城 : 「人員削減のために支部長やその候補は免許を取らされるんだ。いつか虎ざる負えなくなる」

[メイン] ベアトリス : 「嫌だなー私そのあたりの勉強したくないなぁ!」
日本の法律とかに合わせないといけないですし。

[メイン] 銀城 : 「そっちの式のお嬢さんは免許ほしくないのか?」

[メイン] 両儀式 : 「乗せてくれる奴が態々一ヶ月合宿して取って来たからいい」
表情は見せない

[メイン] 銀城 : 「へぇそうかい…いい友達だな。そいつのためにもしっかり山から帰らなきゃなァ」

[メイン] ベアトリス : 「もしかして…………いや何でもない私の予想で混乱させるのは止しましょう」
ちょっとニヤニヤしながら

[メイン] 両儀式 : 「おい」
ベアトリスの方いきなりかなり動作を大きくして振り向いた

[メイン] 両儀式 : 「止す、とか言いながら口と態度に出してたら世話無いんだよ!」
口調が荒い

[メイン] 両儀式 : 「………で、だ!」
「そんな気楽な雑談出来る位にはなんかあるんだろうな?」

[メイン] ベアトリス : ちょっと意地の悪そうに暫くニヤけていたが

[メイン] ベアトリス : 「ええ、ひとまず今わかる範囲で一番のポイントだと思われるところを」

[メイン] ベアトリス : 結構今露骨に話題逸らしたなー、と思いながら返答する

[メイン] ベアトリス : 「この事件についてわかる範囲で、ですがね」

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス : 情報:UGNでこの行方不明事件について
コネも使う
難易度くれ

[メイン] GM : 8

[メイン] ベアトリス : (1+2)dx10+3>=8 (3DX10+3>=8) > 10[8,8,10]+3[3]+3 > 16 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・この行方不明事件について
およそ2ヶ月前から波捨山に登山目的で立ち入った者や、開拓のために視察に入った者
あるいは肝試しで向かった者など、目的は違えど、山に立ち入って以降
一切の目撃情報が無くなっている。
行方不明者は調査に臨んだ警察含め、十数人にも及んでいる。
非オーヴァードのみならず、下級クラスのオーヴァードも含まれている。
山の広さは広大であり、警察による調査は難航しており、結果は得られていない。
なお、レネゲイド反応は一切検出されなかった。

[メイン] GM :  

[メイン] ベアトリス : 「……ふむ」

[メイン] ベアトリス : 「オーヴァードがやられているにも関わらず」
「レネゲイド反応は一切検知出来ない、と」

[メイン] ベアトリス : 情報を共有した上で、疑問に思った点を口にする

[メイン] 銀城 : 「読み上げてくれてありがとうな。行方不明がこんなに大規模だなんて予想以上だな」

[メイン] 両儀式 : 「オーヴァードなら《リザレクト》なり何なりでレネゲイド反応出すだろうから後から消した奴が居る」
「本能或いは巻き添えでやってんのか意図を持ってやってるのかは知らないけどな」

[メイン] 銀城 : 「実は俺たちとは全く違う、本当の怪物が山に潜んでたりしてな」

[メイン] 両儀式 : 「もしそうなら次のお株は退魔師か?」

[メイン] ベアトリス : 「どっちかと言えば意図的な気もしますね
 ここまで痕跡を残さないとなると……」

[メイン] 銀城 : 「いるなら教会の対魔部隊でもいいなァ…」

[メイン] 銀城 : 「まぁいないから俺たちがどうなのか現地で確かめるしかないけどな」

[メイン] 両儀式 : 「多少の方針は出来た訳、か」

[メイン] ベアトリス : 「……そうですね」
犠牲者を生んでいることは事実であり、そこは最優先で何とかしなければならない
その為にもやはり現地に向かい詳しく調べるべきなのだろう

[メイン] 銀城 : 「ああ。そして高速の旅ももう終わりだ」
○○県の看板
車は本線から離れていく

[メイン] 銀城 : 降りる
目的地が近づく

[メイン] 銀城 :

[メイン] 銀城 : カーナビから音声が流れる
『安全運転お疲れさまでした   ここまでの所要時間は───────』

[メイン] 銀城 :

[メイン] 銀城 :

[メイン] GM :  

[メイン] GM : trigger『silent』 登場:任意

[メイン] ベアトリス : 1d10 (1D10) > 3

[メイン] 銀城 : 1d10 (1D10) > 2

[雑談] system : [ ベアトリス ] 侵蝕率 : 47 → 50

[メイン] 両儀式 : 53+1d10 登場/リザレクト (53+1D10) > 53+6[6] > 59

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 53 → 59

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────そしてあなた達は、調査対象の山の麓までたどり着く。
都会とは異なり、深緑の景色が多く広がるその地では
新鮮な空気が鼻を通り抜けていくことだろう。

[メイン] GM : そして、波捨山はというと、霧がかっており
また、斜面も急な場所がいくつか見受けられるだろう。
途中まで登る程度であれば、特にこれといった支障を来たすことはないが
さらに奥まで踏み入れるのであれば、相応の装備が必要であることが分かる。

[メイン] GM : が、しかし、あなた達はオーヴァードである。

[メイン] GM : この程度であれば、軽い運動程度であろう。

[メイン] GM : 捜索範囲が広く、3人程度ではすぐに調査結果を出すのは厳しいものであろうと、虱潰しに調査を進めていく他、無いだろう。

[メイン] ベアトリス : 「この中に広範囲の調査がお得意の方は……」
疲れたわけではないが、若干飽きが来たのだろうか
少し困ったかのような声で、仲間の2人に尋ねる

[メイン] 銀城 : 「いや…手の届く範囲すら怪しいぜ」
まだ楽しそうに返事をするが、手はない

[メイン] 両儀式 : 「………悪かったな」
無いらしい

[メイン] ベアトリス : こう言う時自身がオーヴァードで良かったと否が応にも感じずには得られない
準備も要らず登山を為せ、更に疲れそのものはほとんどないのだから

[メイン] 銀城 : 「そうはいっても調査に来た人員も食われてるんだ。こうして山歩きしてるだけでも何かがあるさ」

[メイン] 銀城 : 「見どころのない山だから山歩きも飽きてきたが…」

[メイン] ベアトリス : あるいは可能な限り早期解決を図り、生存者を探したいと言う焦りもあるのだろうか
少し早足で警戒しつつも、周囲を探索している

[メイン] 両儀式 : 「………」
面倒だな、と思いながら周囲を伺うように視線を動かす
生き物を、それらが残した物を探るように

[メイン] 両儀式 : 《紡ぎの魔眼》 ダイス+3

[メイン] 両儀式 : 知覚判定:人間、或いは動物等が残した痕跡はあるか 難易度は?

[メイン] GM : マスクデータ

[メイン] 両儀式 : わかった

[メイン] 両儀式 : (2+{侵蝕率d}+3)dx+1 【感覚】<知覚>

[メイン] 両儀式 : 🌈

[メイン] 銀城 : 🌈

[メイン] 両儀式 : (2+0+3)dx+1 【感覚】<知覚> (5DX10+1) > 3[1,3,3,3,3]+1 > 4

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────特にこれといった痕跡は無い。
山の面積は元々広く、動植物も豊富であり、残される痕というものは
全て、草木によって覆われ、そして風によって掻き混ぜられ
それらしいものを直ぐに見つけることは不可能であった。
ただ、これだけの大自然の中、どうにも……動物の姿も、少ないような気がするだろう。

[メイン] GM :  

[メイン] 両儀式 : 「……………」
不満げ

[メイン] ベアトリス : 「………」

[メイン] 銀城 : 不満がひしひしと伝わってくる
俺も飽きが大分回ってきている

[メイン] 両儀式 : 「何もかもが無さすぎる…誰か本当に入ったのか?」

[メイン] 銀城 : 「え?」

[メイン] 銀城 : 「ああ、この山を歩いてみてって話か」

[メイン] 銀城 : 正直見てはいたがそこまでしっかりと見てはいなかった

[メイン] 銀城 : 「入ってないとしたら…はありえないからレネゲイドだけじゃない痕跡も消されてるってことか」

[メイン] 両儀式 : 「知性は携えてそうだな、こりゃ」

[メイン] ベアトリス : 「んー…こうなるとやはり虱潰しでやるしかないですかね」
懐に手を突っ込んで何かを取り出そうとして

[メイン] 銀城 : 「厄介だなァ…」溜息をついてポケットから応接室の茶菓子を取り出して食べる

[メイン] 銀城 : 「単調な作業は心に来るぜ」

[メイン] 両儀式 : 「何しれっとネコババしてるんだお前」

[メイン] 銀城 : 「ほらよ。口止め料だ」

[メイン] 銀城 : はい雪の宿

[メイン] ベアトリス : 「あっ私にもくださいな」

[メイン] 両儀式 : 「何枚位ある」

[メイン] 銀城 : 「宿は一枚だけだ。俺も大好きなんだ」
そういって渡そうとする
「はいベアトリスには歌舞伎揚げ」

[メイン] ベアトリス : 「ありがたく頂戴します」
受け取って、そのまま口している

[メイン] 両儀式 : 「………」
でかいため息をしてポケットに突っ込む
「受け取んなきゃどうせ話が進まないんだろ………」

[メイン] 銀城 : 「そんなことは あるな。口数少なくなってたし英気を養ってってところか」

[メイン] ベアトリス : お菓子を貪りながら
「今どのくらい歩きましたかね?」

[メイン] 銀城 : 「人生で言ったら20代ってところだろ」

[メイン] ベアトリス : 正直かなり歩いたと自負できるだろう。
山と言うものは大きいと実感させられるばかりだ。

そんな中で探し物を見つけるのは困難だ。……では何故帰還した報告も何も無いのだろうか

[メイン] 両儀式 : 「…なんて返したら良いんだよそれ」
10代何だけど…

[メイン] ベアトリス : 「まだまだってところですかね」
軍部で言うなら大体新兵くらい。

[メイン] 銀城 : 「一番楽しい時間が終わってこれからどんどんつらくなりそうだなって」

[メイン] ベアトリス : 「辟易としますね」

[メイン] 銀城 : 「ああ」

[メイン] 銀城 : 「だけど仕事だからもっと奥に行くしかないんだ。悲しいな」

[メイン] 両儀式 : 「とっとと駆け上がってベッドの上でくたばりに行くか」

[メイン] 銀城 : 「おおー!」
さらに奥へと進んでいく
人も動物の気配もない山を

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────そしてあなた達は、自分達の足を使った地道な調査作業が始まる。
その目で見たものだけが、真実なのだから。

[メイン] GM : あなた達は、一般人と比べ、体力は多いと言えるだろう。
だがそれでも手掛かりらしい手掛かりは何一つ見つかることがない。

[メイン] GM : 骨一本も無い。

[メイン] GM : 昼頃から始まった任務であるが、徐々に空が暗闇へと切り替わっていく。
これ以上の調査は、不可能だろう。
そう決断する者が出るであろう頃合いに─────。

[メイン] GM : ─────あなた達は、ぽつりと山の中にある、民家を見つけるのだった。

[メイン] 銀城 : 「見つけたぞ…見つけたぞ!!長かった!!!」

[メイン] 銀城 : 「ようやくあったぞ山以外のもの」

[メイン] ベアトリス : 「うぇー夜まで……」

[メイン] 銀城 : 心は人間なので普段ならありえないくらいの笑顔で喜ぶ

[メイン] 両儀式 : 「………ここまで歩いて、民家一軒か」

[メイン] 銀城 : 「小さな民家だが偉大な民家一件だ」

[メイン] ベアトリス : 「そうですね」

[メイン] 銀城 : 「いやーこんなにうれしいのは失くしたカギを3日ぶりに見つけた時ぐらいだ」

[メイン] 銀城 : 「さぁ行こうぜ。民家」

[メイン] ベアトリス : もう既に行っている。

[メイン] ベアトリス : 「聞こえていますかー」
㌧㌧とノックを数度
警戒心は今の所殆ど失せていた

[メイン] 両儀式 : 「おい!お前…!」
もう…!民家のRB、だって可能性もあるのに…!
追いかけた

[メイン] GM : 「─────はぁ~~い……?」
老婆の声が聞こえ、ゆっくりと足音が近づき。

[メイン] GM : がらりと、引き戸が開けられると。

[メイン] お婆さん : 「おや……どちら様で……?」

[メイン] お婆さん : そこには白髪の老婆が立っており、目をしょぼしょぼとさせながら
ベアトリスを見つめていた。

[メイン] ベアトリス : 「えー……少しこの辺りの地質を調べてこいと言われていましてぇ……」

[メイン] お婆さん : 「あらまぁっ……!こんなにも小さい子が!」
口元に手を当てながら、ビックリした様子を見せる。

[メイン] お婆さん : 「あらあらまぁまぁ……えらいわねぇ本当に……ご苦労様で……」

[メイン] お婆さん : ゆっくりとした動きで、頭を下げつつ。

[メイン] ベアトリス : 「そうして"調査も手詰まり"、帰り道もわからないと途方に暮れていたところでここを見つけたわけですよ」

[メイン] 銀城 : 「ハァ…どうも…そういうわけで」
ぬっと後ろから顔を出す

[メイン] お婆さん : 「あらあらまぁ……!そうねぇ……この山は迷いやすいものねぇ……」

[メイン] ベアトリス : 「子って歳じゃありませんよ!」
腰に手を当ててそこは反論しておく。

[メイン] 両儀式 : 「…………………」
遠目から眺めてる

[メイン] お婆さん : 「あら、ほっほっほ」
軽く笑いながら。

[メイン] 両儀式 : 「…………」
目を細めて

[メイン] 両儀式 :  

[メイン] 両儀式 : RC判定:民家と婆さんはオーヴァードか 達成値は変わらずマスクか?

[メイン] GM : 8

[メイン] 両儀式 : 《紡ぎの魔眼》 ダイス+3

[メイン] 両儀式 : (4+1+3)dx+4>=8 (8DX10+4>=8) > 10[2,3,3,4,6,6,8,10]+1[1]+4 > 15 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・お婆さんと民家の侵蝕率について
お婆さんは侵蝕率0%
そして民家は─────■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。

[メイン] GM :  

[メイン]   : ─────立チ─────去レ。

[メイン]   :  

[メイン]   : そんな声が、聞こえたした。

[メイン]   :  

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 60 → 61

[メイン] 両儀式 : 「…ッ!?」
視界に入った情報を覆う何かを拭う用に目を抑える

[メイン] ベアトリス : 「…………ッ
 どうしましたか!?」

[メイン] 両儀式 : 「………何だこれ……」

[メイン] お婆さん : 「あらっ……?虫でも目に入ったのかい?」
地質調査に来たとされる3人が突然、奇妙な行動を取り出しているので不思議そうな顔をしている。

[メイン] 銀城 : あたまを振り払いながら
「ああ…おねえさんが光り輝いて見えたんですよ」
「おねえさんのお名前は?」

[メイン] お婆さん : 「まぁっ!まぁまぁ、ほっほっほ」
嬉しそうな反応を示して、小さく笑っている。

[メイン] お婆さん : 「おねえさんだなんて、そんな……ほっほっほ
 そんな齢じゃあないよぉ、私の名前は、トネ
 ここでもう……何年くらいかねぇ、一人暮らししている
 ただの物好きな婆さんさ」
銀城へ、ゆっくりと御辞儀をしながら。

[メイン] 銀城 : 「へぇ…トネですか…」
さっきのは何だったのか
立ち去るのがいいのか虎穴に入り虎児を得るのがいいのか

[メイン] 銀城 : 決めかねたまま曖昧に返事する

[メイン] トネ : 「……それにしても、皆さんはまだ……えーとぉ……」

[メイン] トネ : 「ちしつ?を調べるんですかい?」
すっかり暗くなった夜空を見上げながら。

[メイン] ベアトリス : 「そうなんです…けど」

[メイン] ベアトリス : 「んー……この付近でキャンプ出来るような場はありますか?」

[メイン] トネ : 「あらまぁ、キャンプ……そうねぇ……でもこの山は
 蛇に、熊が出るから……ちょっと私、心配ねぇ……」

[メイン] 銀城 : 「もう暗いからな」うんうんと後ろで頷いている

[メイン] トネ : 「……そうだねぇ、少し狭いかもしれないけれども……」

[メイン] ベアトリス : 何かしらあるのは分かったが、こうも人が善いと裏があるとも思えない

[メイン] ベアトリス : 「蛇や熊はチョット……」
夜でなければ兎も角……

[メイン] トネ : 「私の家で今晩、泊まっていってはどうかねぇ……?
 若い皆さんを野宿させて、もしも万が一のことがあったら
 私も、あんまり良い気持ちにはならないからねぇ」

[メイン] 銀城 : 「甘えさせていただきますよ」
「トネさんどうもありがとうございます」

[メイン] トネ : 「ほっほっほ、いいんだよぉ、こういうのは助け合いだって
 お爺さんも言ってたからねぇ」
どこか楽しそうに笑いながら。

[メイン] ベアトリス : 「えっ」
一瞬驚き、明るい表情を浮かべた後
「いいんですか!?迷惑になると思いますが……!」

[メイン] 銀城 : 「いい旦那をお持ちで…」

[メイン] 両儀式 : 「……………」
老婆の方では無く、ただジっとその向こうの家を見据える

[メイン] トネ : 「気にすることはないよぉ、若い子達のためなら
 私達老いぼれは、道を作らないとだからねぇ」
うんうん、と頷きながら。

[メイン]   :  

[メイン]   :  

[メイン]   : 手。

[メイン]   : 民家の中で

[メイン]   : 白い手が、見えた。

[メイン]   : ズ、ズズ……

[メイン]   : ズズズズ……

[メイン]   : 徐々に、腕が

[メイン]   : 肩が

[メイン]   : 首が

[メイン]   : 口元が、現れ

[メイン] ■■ : ─────キエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロ。

[メイン]   :  

[メイン]   :  

[メイン] GM : 瞬きをするとそれは、消えていた。

[メイン] 両儀式 : 「………」
それが居た空白を見つめ続けた後

[メイン] 両儀式 : 「で、本気で泊まるのか?オレは良いが」

[メイン] ベアトリス : 「親切の気持ちを無碍にはしたくないので」

[メイン] ベアトリス : 先程チラリと見えた現象について、あれやこれやと考えを巡らせながら
その問いには即答する

[メイン] 銀城 : 「みんな向いてたみたいだな調査。俺もトネさんを一人にできないし虎穴に入るタイプだからな」

[メイン] 銀城 : はっきり言って見える何もかもが怪しく見える

[メイン] トネ : 「ほっほっほ、それがええのう
 それならお風呂を沸かさなくちゃだねぇ……
 皆さんも、お疲れの様子だしねぇ」

[メイン] トネ : 「先に上がってていいよぉ、居間の方で休んでてねぇ」

[メイン] トネ : そう言い、トネは民家の裏側へと、ゆっくり歩いていく。

[メイン] 銀城 : 「ありがとうございます。今までもこういうことよくあったでしょう慣れてますね」去っていく背中に声をかける

[メイン] ベアトリス : 「Darf ic……あっ、お邪魔しまーす」

[メイン] トネ : 少し振り向きながら、銀城ににこりと微笑み。
「助け合いが大事だからねぇ」と告げながら、その姿は消えていく。

[メイン] ベアトリス : 消えたのを確認した後、それぞれに目配せする

「この家は何としてでも調べておく必要があるだろう」と

[メイン] 両儀式 : 「本当にお化け屋敷とはな、アレに攻撃通るのか?」
ニヤつきながら

[メイン] ベアトリス : 「まあその時になるまでは…っと」
そのまま、足を家に踏み入れる

[メイン]   : ギィ。

[メイン]   : ギィ。

[メイン]   : これは、ベアトリスが床を踏むことで鳴る音だろう。

[メイン]   : ─────しかし、二重に聞こえる?

[メイン]   : ……上から?

[メイン] ベアトリス : 「……私そこまで重くありませんよ」
一応捕捉しながら、チラリと天井を見上げる

[メイン]   :  

[メイン]   : 手の痕。

[メイン]   : 赤い。

[メイン]   :  

[メイン] ベアトリス : 「───ッ!?」

[メイン]   : ─────目を離すと共にそれは、消えていた。

[メイン] ベアトリス : あのタイミングで目立つ声をあげなかったのは奇跡に近い
家に入ろうと進めていた足を止めて、消えた赤い手の痕を見ながら思う

[メイン] 銀城 : 「どうかしたか?」
あとから上がってきた銀城が声をかける

[メイン] 銀城 : 音の違和感も上の手にも気が付いていない

[メイン] ベアトリス : 「うわっ!?」
唐突にか声を掛けてきた銀城に驚きつつ
「て……天井の方から足音と手の痕が」
と、ひとまず確認した事をそのまま伝える

[メイン] 両儀式 : 「典型的だな」

[メイン] 銀城 : 「……ヤバいな」

[メイン] 銀城 : 「早く居間に行って何が起きてもいいように準備したほうがいいな」

[メイン] ベアトリス : 「そうしますかね……」

[メイン]   : ─────銀城がふと、居間へと繋がる障子を視界に入れると。

[メイン]   : ここは、お婆さん一人であった。

[メイン]   : そう聞いたはずだろう。

[メイン]   : 外はすっかり暗くなっており、居間の明かりだけが廊下に照らされる中。

[メイン]   : 障子の向こうに─────人影。

[メイン] 銀城 : 「ん?」

[メイン] ベアトリス : 「つ……次はどうしました?」

[メイン] 銀城 : 誰だ 確かめようと声をかけようとする

[メイン]   : 反応は、無い。
そこにただ、じっと立っている。微動だにせず。

[メイン]   : ぼんやりとした人影がただ、そこにあるのみ。

[メイン] 銀城 : 「いやそこに人影が…」

[メイン] ベアトリス : えっ、と声を出しながら
急いで振り返る

[メイン] 両儀式 : 「開けて見るか?」

[メイン] 銀城 : さすがにおかしいがボケてる可能性もおばあさんかもしれないと声をかけ
「失礼しますよ」

[メイン] 銀城 : 障子を開ける

[メイン]   :  

[メイン]   : いない。

[メイン]   :  

[メイン] ベアトリス : 「誰も……いない?」

[メイン] 銀城 : 「消えた…だと…」

[メイン] ベアトリス : 幾ら何でも不可解な事が多いと、周囲を見渡して

[メイン]   : ─────銀城が呆気に取られていると。
誰もいないはずの、反対側から……。

[メイン]   : 『─────立チ─────去レ』

[メイン]   : 低い声が、耳元のすぐ近くで。

[メイン] 銀城 : 「!?」
本物でもこんなに密度は濃くないだろ…
虎穴に入る
そう意気込んだが
「熊の穴でもはいったか」

[メイン] 両儀式 : 「却って作り物じみてきたな、何がそんなに嫌なんだ?」

[メイン] ベアトリス : 「……居ますね、ヤバいのが」

[メイン] 銀城 : 「正体もつかめない上に知覚も利用されて…恐怖も感じる。そりゃ嫌だろ」

[メイン] 銀城 : 「俺は…早く朝になってほしいぜ」

[メイン] ベアトリス : 「ははは……」
乾いた笑みをこぼしながら

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス : 2dx10+1 RCで (2DX10+1) > 10[3,10]+5[5]+1 > 16

[メイン]   :  

[メイン] ■■ : ソコニイル

[メイン]   :  

[メイン] ベアトリス : 「朝になって解決したらいいんですけど、ねぇ……」

[メイン] ベアトリス : 誰に聞かせるわけでもなく、ただし視線は先程感知出来た場所に向けながら
再び低く呟いた

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス : middle『Darf ich Sie kurz stoeren?』登場:任意

[メイン] ベアトリス : 50+1d10 登場/リザレクト (50+1D10) > 50+8[8] > 58

[メイン] 銀城 : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+6[6] > 45

[メイン] system : [ 銀城 ] 侵蝕率 : 39 → 45

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス : とりあえず家に入り、一服したかったのだが様々な怪現象に頭を悩ましつつ

[メイン] ベアトリス : 個人的に聞きたい事もあるからか、少し忙しいと思われるお婆さんの方へと向かったのであった

[メイン] トネ : 「……ふぅ……!これでよしと……」
ベアトリスが民家の裏側へと回ると、トネが風呂場を沸かすために
薪を入れ、火を点け終わった後であった。汗を拭っており。

[メイン] ベアトリス : 「忙しいところすみませーん……何かお手伝いとかありますか?」

[メイン] トネ : 「? おやっ、お手伝いかい?あらあらまぁまぁ
 感心するわねぇ……えらいねぇ、ほっほっほ」
疲労を浮かばせつつも、にこにこと笑い。

[メイン] トネ : 「んー……そうねぇ……これからお夕飯のお鍋を
 作ろうかなぁって思っていたところだけど……」

[メイン] トネ : 「あ、そうだ、それなら……お嬢ちゃんも一緒に作るかい~?」

[メイン] ベアトリス : 「あっ、そう言う事なら是非!
 銀城さんはどうします?」

[メイン] 銀城 : あとからやってきて会話を聞いた銀城が
「やるのか?俺は…」

[メイン] 銀城 : 「男手もあった方がいいだろうついていくさ」

[メイン] トネ : 「あらまぁ……ほっほっほ、それはそれは助かっちゃうわねぇ」

[メイン] ベアトリス : そのまま、少し支度を整えながら

[メイン] ベアトリス : 「そう言えばお婆様はこの山の名前の由来などご存知でしょうか?
 折角地質を調べているので何か新発見があれば由来した名前でも付けてみようかと思いまして…」

[メイン] トネ : 汗をタオルで拭き終えた後、一緒に民家の中へと戻りつつ。

[メイン] トネ : 「この山の由来かい?えーと……波捨山、だったねぇ
 たしかー……えぇと、「姥捨て山」が由来、だったかしらねぇ……?」

[メイン] ベアトリス : 「ふむふむ……」

[メイン] トネ : 「なんでも、大昔この山の麓では……よく飢饉が訪れたそうでねぇ……
 その日の食事すらもままならない状態が続いちゃって……
 それで、一番先の短い母親を、山に捨てる……なんて風習があったみたいでねぇ」

[メイン] トネ : 悲しげな顔を浮かばせながら、そう話し。

[メイン] 銀城 : 「へぇ……そんなことが」

[メイン] トネ : 「大昔の骨が、この山の中で見つかることもあっただとか……だねぇ?」

[メイン] ベアトリス : 「……惨たらしい話ですね」

[メイン] 銀城 : 「そのままじゃ縁起悪いですから名前変わってよかったですね」

[メイン] トネ : 「……ほっほっほ、そうだねぇ……でも……大自然様には
 人は敵わないものだからねぇ……
 生きるためには……仕方のないことだと、私も思うよぉ」

[メイン] トネ : こくりと、銀城に頷きつつ。

[メイン] ベアトリス : 「犠牲を生まない為にも」
用意などを行いつつ

[メイン] ベアトリス : 「あれこれ知恵を絞っていくようにするんじゃないですか
 あっ、野菜を切るための包丁ってどの辺にあります?」

[メイン] トネ : 「あら、包丁かい?指を切らないように気をつけてねぇ?
 包丁は、えーーと……」
台所に着き、引き出しを開け、包丁を手に取ると。

[メイン] トネ : 「………っ……!」

[メイン] トネ : ぐらりっ、と汗を浮かばせながら、バランスを崩しそうになる。

[メイン] ベアトリス : 「ッ、大丈夫ですか!?」

[メイン] トネ : 「はぁっ……はぁっ……!」
息が荒くなり、自分の胸を押さえ付けながら─────。

[メイン] トネ : 一瞬、ほんの一瞬だけ。

[メイン] 銀城 : 「無理しないでここは…」

[メイン] トネ : ─────怪物の眼が、開かれた。

[メイン] トネ : そして次には、先程の老婆に戻り。

[メイン] トネ : 「ふぅ……ふぅ……」

[メイン] トネ : 「……あらぁ、大丈夫よぉ……ほっほっほ……」

[メイン] ベアトリス : 「後は私た────…あれ?」
一瞬、言葉を詰まらせて

[メイン] ベアトリス : 今、のは…………?

[メイン] トネ : 「最近、発作を起こすようになっちゃってねぇ……
 体の調子が良くなったって思っていたんだけどねぇ……」
汗を拭いながら。

[メイン] トネ : 「ほっほっほ、大丈夫大丈夫、ほぉら、お野菜はこう切るんだよ~?」

[メイン] トネ : そう言い、ベアトリスの後ろにゆっくりと回り、小さな手を取って
大根等をざくり、ざくりと切っていく指導を。

[メイン] ベアトリス : 「人里に降りて近場の病院にでも診てもらいますか?」

[メイン] 銀城 : なんだか孫と祖母みたいな光景だなと眺めて思う

[メイン] トネ : 「そうねぇ……診てもらってはいるんだけどねぇ……
 何も問題はないみたいなのよねぇ……」

[メイン] ベアトリス : 「ううむ……」

[メイン] ベアトリス : 「あっ、でも私いいところ知ってますよ!
 そう言った時よくわからない症状の際行ける病院!」

[メイン] ベアトリス : UGNの事である。
レネゲイドが何かしらその意識を飛ばす現象に関与しているのであれば、そちらであれば何かしらの成果は出るだろうと思って

[メイン] トネ : 「あら、いいのかい?色んなことを知ってるのねぇ……えらいねぇ
 ……そうねぇ、それじゃあ……明日になったら、連れていってもらおうかしら?」
心底感心しているのか、うんうんと頷いている。

[メイン] ベアトリス : 色々と褒められたのでドヤ顔。

[メイン] 銀城 : 「じゃあ鍋の出来てる部分は運びますよ」

[メイン] トネ : 「まぁっ!助かっちゃうわねぇお兄さん……ほっほっほ
 親切な方々が来てくれて、本当に良かったわぁ……」

[メイン] 銀城 : 「食べて寝ないと明日の元気もなくなりますからね」
両手に持ってトネと居間へ戻っていく

[メイン] ベアトリス : 「……先ほどのお婆さんの様子、見ましたか?」
本当に低く、銀城に聞こえるように囁き聞いてみる
あの瞳は一体何だったのだろうか

[メイン] 銀城 : 「後ろからだから見えなかったが…空気が変わったのは感じた」

[メイン] 銀城 : 「何が起きているのかわからないが明日、病院へ連れて行くの大賛成だ」

[メイン] 銀城 : そう答えて

[メイン] 銀城 : これが行方不明の原因なのか思案する

[メイン] 銀城 : 「原因がこれならそれで終わりだ」

[メイン] ベアトリス : 「……ですね」

[メイン] 銀城 : ベアトリスのおかげで原因と思しきものは確認できた
山奥深く、何かに蝕まれた老人 手遅れになる前に救えてよかった
これで…明日になれば…

[メイン] 銀城 : 「早起きだな…明日は」

[メイン] 銀城 :   

[メイン] 銀城 :   

[メイン] 銀城 :   

[メイン] 両儀式 :  

[メイン] 両儀式 : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+10[10] > 71

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 61 → 71

[メイン] 両儀式 : 「よう」

[メイン] 両儀式 : 「で」

[メイン] 両儀式 : middle:『結局何がしたいんだ?』:お前

[メイン]   :  

[メイン] ■■ : ─────月に隠れた雲が、徐々に。

[メイン] ■■ : 露わとなる。

[メイン] ■■ : 『……………………………』

[メイン] ■■ : ボタ、ボタ、ボタ、ボタ。

[メイン] ■■ : 額から流れる鮮血が、地に落ち、赤い染みを作りながら。
虚ろの眼で、じっと見つめ続け。

[メイン] ■■ : そして、赤黒い腕を、ゆっくりと動かすと─────。

[メイン] ■■ : 指先は、民家の出口、さらに奥、山の麓を差す。

[メイン] ■■ : 『─────立チ─────去レ』

[メイン] 両儀式 : 「なるほどな、どっか行って欲しいって訳なのはずっと一貫してる」

[メイン] 両儀式 : 「なら次だ、何故だ?」

[メイン] ■■ : 『……………………』
ボタ、ボタ、ボタ。

[メイン] ■■ : 血の通っていない、真っ白な唇が、ゆっくりと開くと。

[メイン] ■■ : 『………キ、ケ………ン』

[メイン] 両儀式 : 「だろうな、嫌でもわかる」

[メイン] 両儀式 : 「さて、オレ等の手に負えない物なのかどうかを知りたいのが次だな。」

[メイン] 両儀式 : RC判定でこいつオーヴァードか分かるか?

[メイン] GM : わかる

[メイン] 両儀式 : じゃあ振るか 達成値は?

[メイン] GM : 8

[メイン] 両儀式 : 《紡ぎの魔眼》 ダイス+3

[メイン] 両儀式 : (4+1+3)dx+4>=8 【精神】<RC> (8DX10+4>=8) > 7[1,1,2,5,6,6,6,7]+4 > 11 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・少年の正体
─────まるでそこにいても、すぐに溶け馴染むような。
近くにいたとしても、不思議とも思えないような。
親和性の高さを、感じることだろう。
それも、そのはず。
彼は、ピュアウロボロスだからだ。そして侵蝕率は144%。
保有するレネゲイド量の多さ、そして出力量、行使方法、全てにおいてUGNの持つ平均水準を遥かに越えている。
ウロボロスとは、レネゲイドを取り込むシンドローム。
ゆえに、一にして全、全にして一。究極は、空気と変わらない存在となる。

[メイン] GM :  

[メイン] 両儀式 : 「何だただのオーヴァードか」
張り詰めてた態度が消失する
刃物をしまう

[メイン] ■■ : 『………………………?』
ガク。と折れた首の骨を曲げるように、傾げる。

[メイン] ■■ : 虚ろな眼で、眼前の存在をただ、じっと見て。

[メイン] ■■ : 『……………キ、ケ、ン』

[メイン] ■■ : 『……僕……抑、エル………イッパ、イ……』

[メイン] 両儀式 : 「だからお前は逃げていないって訳か、ご苦労な事だ」

[メイン] ■■ : 『…………………………』

[メイン] ■■ : ガク。ガク。と折れた首を捻じ曲げ、頷く仕草を。

[メイン] ■■ : そして、また同じように。

[メイン] ■■ : 指先を、民家の出口へ。

[メイン] ■■ : 『………………立チ、去、レ』

[メイン] 両儀式 : 「いやまだまともそうで侵蝕率ヤバそうなオーヴァード見つけたからにはやる事止んないといけないんだよ」
面倒くさそうに

[メイン] 両儀式 : 「…あ~~~~」
もっと面倒くさそうに

[メイン] 両儀式 : 「要は、お前みたいな奴は割とゴロゴロ居る。で、お前らみたいな奴らを保護しようとしてるのがオレと連れ添いの役目だ」

[メイン] ■■ : 『……………………………?』
ガク。と首を捻り、傾げ。

[メイン] 両儀式 : 「そういうリアクションになるよな」
口下手なのよ…!
ド深夜だけど連絡員に電話

[メイン] メイプルトリック : 『─────ほいほーい』
何か食べている音と共に、のんびりとした声が。

[メイン] 両儀式 : 「おい連絡員。レネゲイド案件だ、本当に残念だが本格的に仕事をする羽目になった」

[メイン] メイプルトリック : 『ほうほう~?それは大手柄だね~』
モグモグと咀嚼音交じりに。

[メイン] メイプルトリック : 『それで』

[メイン] メイプルトリック : 『解決はできそうかい?いや……』

[メイン] メイプルトリック : 『難しいから、連絡をしてきたってわけかい?』

[メイン] 両儀式 : 「所謂野良オーヴァード…オレの口からオーヴァードやらUGN組織なんかの説明は無理だ」

[メイン] 両儀式 : 「今目の前に居る」
「口ぶりからしてレネゲイドビーイングっぽさもある…オレとそいつ三者面談でコイツに状況の説明がしたい」

[メイン] メイプルトリック : 『へぇ?野良オーヴァード、なるほどねぇ
 おっけおっけ~、そういうことなら任せてちょ~』
飄々とした声が返ってくる。

[メイン] メイプルトリック : ─────そうして、電話口からメイプルトリックはべらべらと喋り始め
謎の血塗れ少年に、この世界の"裏側"について、軽く説明を終え。

[メイン] メイプルトリック : 『……というわけなのさ~、ドゥーユーアンダスタン?』

[メイン] ■■ : 『………………………』

[メイン] ■■ : ボタ。ボタ。ボタ。と血を垂らしながら。

[メイン] ■■ : 式の方へ、ゆっくりと見て。

[メイン] ■■ : 『…………………?』

[メイン] ■■ : 首を傾げた。

[メイン] 両儀式 : 「………おい」
額を抑える

[メイン] 両儀式 : 「取り敢えず…!100%超えの奴だ…!……こうなるから嫌だったんだ」
再行動後ロイス数調べるが技能は?

[メイン] GM : RCでいい、難易度は8

[メイン] 両儀式 : わかった

[メイン] 両儀式 : 71+1d10 再登場 (71+1D10) > 71+8[8] > 79

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 71 → 79

[メイン] 両儀式 : 《紡ぎの魔眼》ダイス+3

[メイン] 両儀式 : (4+1+3)dx+4>=8 【精神】<RC> (8DX10+4>=8) > 10[2,2,4,4,4,5,9,10]+8[8]+4 > 22 > 成功

[メイン] GM : 0

[メイン] 両儀式 : 最大値は?

[メイン] GM : 4

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 79 → 80

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率d : 1 → 2

[メイン] 両儀式 : 「…帰ってこれるな、ロイスさえ並べれば」
安堵のため息 緊張するに決まってるでしょう

[メイン] メイプルトリック : 『ふ~ん?今こっちで資料見てるけど、なるほどねぇ……
 ……うちに来てくれるなら、か~なり頼れる子になりそうね~?』
送られてきている電子資料を眺めながら。

[メイン] メイプルトリック : 『じゃ』

[メイン] メイプルトリック : 『がんば!』

[メイン] 両儀式 : 「…はあ…わかったよ…一端切る」

[メイン] 両儀式 : 不機嫌そうに電話を切る

[メイン] 両儀式 : 「で、改めてお前との話に戻る訳、だ」
ポケットに携帯しまって、少年の方を見る

[メイン] ■■ : 『……………?』

[メイン] 両儀式 : 「お前は、何かを抑えていて、それを解決しないと移動出来ない」
「オレ達はお前を見つけたからには化け物では無く1個人として保護しなくちゃならない」
「ここまでは良いか?」

[メイン] ■■ : ガク。と頷く。

[メイン] ■■ : ボタリと、血を溢しながら。

[メイン] 両儀式 : 「お前の方の目的は悪いが一端置いておく、まずお前を救助するための概要説明だ」
「まず、オレとお前は似たような奴だ、お前今、ひょっとして自分が普通の存在だと思ってたりするか?」

[メイン] ■■ : 『…………………………』

[メイン] ■■ : ゆっくりと、腕を掲げると、その手のひらの上に。

[メイン] ■■ : グオリと、空間が捻じ曲がり。

[メイン] ■■ : そしてまた、ゆっくりと降ろす。

[メイン] ■■ : 少年は、黙ったまま、首を横に、ガク、ガク。と振る。

[メイン] 両儀式 : 「現状把握が出来てて助かる。オレもお前みたいな奴、何だがそれをどう証明したもんかな…」

[メイン] 両儀式 : 「まあ、またそれも後で考える。で、そういう奴らに共通している要素に、『ロイス』って物がある、お前にはこれが今はない」

[メイン] 両儀式 : 「これが無いとどうなるか?」
「化け物になる、本当の意味でな」

[メイン] ■■ : 『…………………………』
何を思っているのか、考えているのか、分からないような
虚ろな眼で、じっと見つめ続けている。

[メイン] 両儀式 : 「では次、その『ロイス』ってのはどうやったら有る物になるか?」

[雑談] system : [ 両儀式 ] ロイス : 2 → 3

[メイン] 両儀式 : 「………わかったか?」

[メイン] ■■ : 『……………!』

[メイン] ■■ : 驚いたように、眼を開きながら、固まったようになり。

[メイン] ■■ : 『………?……??』
何か、繋がったような感覚は得たものの……。

[メイン] ■■ : 分からない。

[メイン] ■■ : 目で見ることができないものであり、しかし概念として
確かに存在する、ロイスという存在。

[メイン] ■■ : それは─────定義は様々あれど。

[メイン] ■■ : その者を、"日常"と結び付けるものである。

[メイン] ■■ : では、少年にとっての"日常"とは?
自分が、自分であると自己認識するものは?

[メイン] ■■ : ガッ!!と、自分の頭を押さえ付け。

[メイン] ■■ : 『……ワカ、ラ……ナイ………!!!』

[メイン] ■■ : ─────初めて式は、耳にするかもしれない。

[メイン] ■■ : 少年の、叫び声。

[メイン] ■■ : そして少年は

[メイン] ■■ : 闇へと、消えていった。

[メイン]   :  

[メイン] 両儀式 : 「………ッ」
舌打ちをする

[メイン] 両儀式 : 「…また来る」
踵を返して、露骨に不機嫌そうに

[メイン] 両儀式 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : trigger『gluttony』 登場:任意

[メイン] ベアトリス : 1d10 (1D10) > 5

[メイン] 両儀式 : 80+1d10 登場/リザレクト (80+1D10) > 80+9[9] > 89

[雑談] system : [ ベアトリス ] 侵蝕率 : 58 → 63

[メイン] 銀城 : 1d10  (1D10) > 1

[雑談] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 80 → 89

[メイン] system : [ 銀城 ] 侵蝕率 : 45 → 46

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────時刻は深夜を過ぎ、人々が寝静まる時刻。

[メイン] GM : カチ。カチ。カチ。カチ。と、時計の針が進む音だけがする中。

[メイン] GM : ギィ。

[メイン] GM : ギィ。

[メイン] GM : 床を踏む音が、寝室の外から聞こえる。

[メイン] ベアトリス : その音を聞き、状態を起こす
服装はいつものままである

[メイン] 銀城 : 「zzz…」
解決したも同然そんな安心感に包まれている

[メイン] 両儀式 : 「呑気だな」
手にナイフを握って

[メイン] GM : ─────襖が、ゆっくりと開けられ。

[メイン] トネ : 「─────ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!」

[メイン] トネ : 咆哮。

[メイン] トネ : 老婆の体を形造りながらも、それは─────異形。
怪物。化物。鬼─────ジャーム。

[メイン] ベアトリス : 「……ッ!」
咆哮に驚きつつ、咄嗟に構えながら

[メイン] トネ : 赤黒い瞳が、闇の中で輝いていた。

[メイン] 両儀式 : 「なるほど、コイツを押さえつけてたって訳か」

[メイン] 銀城 : 「………zパチン」
「!?!?!?!?」

[メイン] 銀城 : 「なんだようっせぇなぁ」

[メイン] トネ : 「グギギギギギャギャギャギャガアアアアアアアアッッッ!!!!!」

[メイン] ベアトリス : 「……話は後で聞くとします」
出来る事ならば信じたくはなかった アレを見たのは出来れば夢であって欲しかった が

[メイン] トネ : 口を開くとそこには、無数の牙がずらりと並んでいた。

[メイン] 両儀式 : 「あの婆さん、肉体の強化されてるのか?そのままなら直撃でお陀仏だぞ」

[メイン] ベアトリス : 「銀城さん!起きて!!」

[メイン] 銀城 : 「最悪の目覚めだぞ」
「なんで…なんでこんなことになってるんだよ!!」

[メイン] トネ : そしてその手は、爪は、鋭く尖っており。

[メイン] トネ : ─────そして、老婆が腕を振るうと……。

[メイン] トネ :  

[メイン] トネ : 66dx6 命中判定 (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,5,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,4,5,5,6,6,8,8,8,9,10]+10[1,2,3,4,4,9,10]+10[5,9]+4[4] > 54

[メイン] トネ : 対象は、PC全員

[メイン] 銀城 : 「ハァ…!?!?!?」

[メイン] 銀城 : 回避します

[メイン] ベアトリス : 「───ッ!!」

[メイン] ベアトリス : 凶腕、凶爪
それらが自身に直撃すると悟った時点で、回避の姿勢は捨て

[メイン] 銀城 : 5DX+2>=54 (5DX10+2>=54) > 10[1,1,1,1,10]+10[10]+7[7]+2 > 29 > 失敗

[メイン] ベアトリス : 現状で最も危険域であると確信を持って、両儀式の前に即座に向かい
せめて一度は身で防ぎ切ろうと盾にする

[メイン] トネ : 55d+666 ダメージ (55D10+666) > 284[8,3,8,4,3,2,1,9,9,10,4,4,6,3,9,7,1,4,3,2,6,1,5,3,1,10,10,3,2,10,1,1,3,6,5,5,8,5,6,2,9,10,6,6,3,2,2,4,3,10,10,7,8,8,3]+666 > 950

[メイン] 銀城 : 🌈

[メイン] system : [ 銀城 ] HP : 31 → 0

[メイン] system : [ ベアトリス ] HP : 30 → 0

[メイン] 銀城 : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+4[4] > 50

[メイン] トネ : ─────瞬きすらも抱かせない、ただ一瞬。

[メイン] トネ : 体を、寸断。

[メイン] トネ : それは鎌鼬が如く。

[メイン] ベアトリス : 1d10 「─グ、ゥ……ッ!!」 (1D10) > 5

[メイン] 銀城 : 大剣を取り出す暇もなく断たれる
が体はオーヴァード

[メイン] system : [ 銀城 ] HP : 0 → 4

[メイン] system : [ 銀城 ] 侵蝕率 : 46 → 50

[メイン] 両儀式 : 「…おっま…馬鹿野郎…!」

[メイン] ベアトリス : 寸断された側から、雷となって
そこから再生はするものの

[メイン] system : [ ベアトリス ] 侵蝕率 : 63 → 68

[メイン] system : [ ベアトリス ] HP : 0 → 5

[メイン] 銀城 : 「ハァ…ハァ…ハァ…」

[メイン] 銀城 : 「きついな…一刀両断かよ…」
今までこんな死に方をしたのは見たことがなかった

[メイン] トネ : 「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!」

[メイン] トネ : 人語を介さず、獣の唸り声交じりの咆哮が民家を、木々を揺らす。

[メイン] トネ : そして追撃の構えが、目に見えるだろう。

[メイン] 銀城 : 「マズイ…マズイ!!マズイ!!!」

[メイン] 両儀式 : 「無理だろこれ、とっとと逃げるぞ」

[メイン] 銀城 : 「わかった先行け。足は自信がある」
ようやくペンダントを大剣にして構える

[メイン] 両儀式 : 「早めに来い、よ!」
窓をナイフで一刀して、破片が砕ける音も無く退路を作って潜って走る

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 89 → 90

[メイン] 銀城 : 侵蝕余裕あるし切りかかっておきます

[メイン] ベアトリス : [加速装置]
自身の異能である雷の能力を用い、限界まで身体を稼働させ

[メイン] ベアトリス : そのまま、雷を纏い構えを行う目の前の人物に対して斬りかかる
僅かにでも隙を作ろうとする為か、或いは──

一瞬の間に意識を断ち、人に戻そうとするためか

[メイン] 銀城 : 両手に大剣
燐光が迸り、布団を床板を踏み加速する
まだ余裕はある
脚を狙うように剣を滑らせる
圧倒的であろうと少しでも速度を落とそうと

[メイン] トネ : ─────二人が迸らせる攻撃の連携は、完璧と言えよう。
たとえ自分達よりも遥かに多くのレネゲイドを保有する
ジャームであれば、忽ち戦闘不能へと向かわせることができるだろう。

[メイン] トネ : 老婆は、口角を上げる。

[メイン] トネ : 繰り出される、隙の見当たらない攻勢の中。

[メイン] トネ : 66dx6 ドッジ (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,3,3,3,4,5,6,6,7,7,8,8,9,9]+10[1,5,5,6,8,9,10,10]+10[2,3,3,3,9]+3[3] > 53

[メイン] トネ : 腰の捻り曲がった老婆とは思えない程の、俊敏な動きでッ!

[メイン] トネ : 「キシャアアアアアアアアアッッッ!!!!」

[メイン] トネ : 牙を剥き出しにしながら、ベアトリスと、己の顔を、至近距離に。

[メイン] トネ : そして、あんぐりと口を開く。

[メイン] トネ : 無数の牙が並び、頭を入れれば簡単に肉塊と化してしまうのが容易く想像し得る光景が、目の前に─────。

[メイン] ベアトリス : そのまま首を獲ろうと、剣を振り切ろうとし

剣が当たるその直前で何故か振り切るのを止めてしまい

[メイン] ベアトリス : 「しまっ────」
既に遅い、と死を覚悟したその瞬間に

[メイン] 銀城 : 振った瞬間に
ありえない敵の挙動 牙 顔の接近
「!?」
瞬間右から左へ振られていた大剣がネックレスに戻る
手が空く
腕の振りはそのままにつかんでいるものはベアトリスの腰
横へ振り切る

[メイン]   : ガタガタガタガタガタッッ!!!
突然、室内にある本棚が激しく揺れ出したかと思えば。

[メイン]   : ベアトリスを抱えた銀城と、老婆との間を隔てるよに
粉塵を撒き散らしながら、勢いよく倒れるッ!!

[メイン] ベアトリス : 「……これは」

[メイン] GM : 埃が立ち込める中、老婆の姿が見えなくなっていく。

[メイン] 銀城 : 「好機か!逃げるぞ」

[メイン] 両儀式 : 「早くしろ!」
遠くから声が上がる

[メイン] ベアトリス : 「……はい!!」

[メイン] 銀城 : 一秒も惜しく窓から飛び出し地面に転がる

[メイン] ベアトリス : そのまま同じく飛び出して、後ろを振り返る

[メイン] 両儀式 : 「壊して悪かったな、婆さん、直しといてやる」
自身の周囲から、窓にまで辿ってある線を切り捨てると

[メイン] 両儀式 : 何事も無かったかのように窓が元通りになった

[メイン] 銀城 : 「運がよかった…本棚が急に倒れてこなきゃもしかしたら…あのまま死んでたかもしれねぇ」
息があがっている
熱を持った体に夜の樹木が生み出す風が染み渡る

[メイン] 両儀式 : 「次何時起き上がってくるか分かったもんじゃないな…」
あの子…頑張ってたのね…

[メイン] ベアトリス : 「……運が良かった、のでしょうか」

[メイン] ベアトリス : いや……そう断じるには何かしら違和感を抱かない訳でもないのだが
確証などは全く無く

[メイン] ベアトリス : 「いや、本当、こう……すみません」
自身を間一髪のところで助けてくれた銀城、そして退路を確保してくれた両儀式に感謝と謝罪をする

[メイン] 両儀式 : 「お前が庇ったからまともに頭働いただけだよ」

[メイン] 銀城 : 「まだ1回生き残っただけだ。もう一度会ったら絶対死ぬ。どうすればいいんだあんなの」

[メイン] 両儀式 : 「さっさと逃げ………」
あの子……………………………

[メイン] 両儀式 : 「あそこまでの規格外のデカブツ、何かカラクリがあるのかもな」
急に前向きになる

[メイン] ベアトリス : 「……なら、一先ずは」

[メイン] ベアトリス : 「そちらを考慮して……ですかね?」

[メイン] 銀城 : 「なにかカラクリか…それが分かるなら安心して…」
「わからないことには安心もできないな」

[メイン] 両儀式 : 「オレとしてはカラクリの欠片位なら拾ってるんだが、そっからは分からん、任せる」

[メイン] ベアトリス : 「おまかせを」

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス : おばあさんについて
知識:レネゲイドで

[メイン] GM : 11

[メイン] ベアトリス : 3dx10>=11 (3DX10>=11) > 9[8,8,9] > 9 > 失敗

[メイン] ベアトリス : 財産点2使用

[雑談] system : [ ベアトリス ] 財産P : 8 → 6

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・お婆さんについて
あなた達が接した際には、レネゲイドは標準レベルであり、非オーヴァードに部類される。
しかし、人格がジャームとして発現する《ファイトクラブ》という実例が存在し、今回の件はそれに当てはまる。
そして一戦交えたことで分かるだろう、敵対したジャームは《オリジン:レジェンド》と《オリジン:コロニー》の両方の性質を持っていた。
もちろんこれは珍しいことではない、オリジンを複数持つRBは存在する。
しかし今回で言えば、規模が違った。
《ファイトクラブ》として宿るジャームは、この姥捨て山で無念の内に死んでいった「餓死した老婆」の《オリジン:レジェンド》のジャームが集い、《オリジン:コロニー》形成されたものだからだ。
侵蝕率は666%。桁違いのジャームであり、直ぐにでもUGNに連絡し、大規模部隊を動員すべきであろう。通常ならば。

[メイン] GM :  

[メイン] ベアトリス : ───ああ、ある意味では最も起きてほしくない選択肢だとつくづく思う

[メイン] ベアトリス : 「……《ファイトクラブ》。多重人格の一つがジャームである例
 それが今回です」

[メイン] ベアトリス : 唇を噛み締めながら、重く話す

これがただのジャームであれば、擬態しているだけだと斬り捨てる事ができたと言うのに

[メイン] 銀城 : 端末を確認する
ファイトクラブ…規定された対処法の存在しない
「面倒だ、あまりにも手に余るぞ」

[メイン] 両儀式 : 「………………多重人格、か」

[メイン] ベアトリス : 「それがここまでの規模に……なんて聞いた事がありませんが、ええ」

[メイン] 銀城 : 「数十体…で済めばいいほうか。歴史ある姥捨て山だからな」

[メイン] ベアトリス : よくあることの範疇ではある。
取るに足りないような、路上の砂粒のようなちっぽけなものですら
積み重ね続け、オリジンを元に、強大な個となる事は

[メイン] 銀城 : 「応援を呼ぶべきだろう。もしくは山の封鎖。いや両方か」

[メイン] 銀城 : 「トネさんには申し訳ないがな」

[メイン] 銀城 : そういいながら座り込む

[メイン] ベアトリス : 「……ありがとうございます」
と、言いながらもまだまだ確証も無い

[メイン] ベアトリス : 座っている銀城の方を見ながら
「……少し我儘を言っていいでしょうか?」

[メイン] 銀城 : 「いくらでも言うだけはタダだぜ。なんだよ」

[メイン] ベアトリス : 少し大袈裟に一礼をして

[メイン] ベアトリス : 「私、あのお婆さんには何としてでも生きて欲しいと思うんですよ
出来れば、人として」

[メイン] ベアトリス : 「だけど」
ああ、僅かな可能性に綴ろうとしているだけなのは確かで
青臭すぎる理想論でしか無いのだが

[メイン] 銀城 : 「だけどなんだよ。聞かせろよ」

[メイン] ベアトリス : 「人として生きて欲しいんですよ」
仮にレネゲイドに感染していたとしても、その在り方は人そのものであるのだから

[メイン] ベアトリス : 「こんな……こんな閉鎖だとか、囲んで殺すだなんて
 ただの害獣駆除と変わらないじゃないですか!そうじゃないと言う根拠もあるのに!」

[メイン] 銀城 : 「まぁ…そうだな。万が一分離すれば人として生き残る。万が一ジャームだけを討伐すれば人として生き残る。」
当然だ。俺も1/2くらいなら賭けていいくらいに同情してる

[メイン] 両儀式 : 「優しいんだな、お前ら」

[メイン] 銀城 : 姥捨て山と一緒だ
そんな賭けにならないよう冬の前に食料のなくなる前に老い先短い姥を山へ捨てる

[メイン] 銀城 : 「優しくなきゃこんなところで働かねェよ。でだ、万が一に縋る祈祷師じゃないんだぜ俺たちは」

[メイン] ベアトリス : 「……我儘に付き合ってもらえる、と?」

[メイン] 銀城 : 「誰がそんなこと言った。万が一には縋らねぇって言ったんだ」
「それにこうも言ったぜ。言うだけならタダだって」

[メイン] ベアトリス : その言葉に、感謝の礼をした上で

[メイン] ベアトリス : 「ならばもう少し……賭けの分は上げさせてもらいましょうか…ね!」

[メイン] ベアトリス : 「ですよね両儀式さん?」
一時撤退したあの時、真っ先にカラクリについて述べていた彼女に対して
カラクリの欠片はあると言うことは、もう少し詰める事ができると踏んだのだ

[メイン] 銀城 : 座ったまま顔を式の方へ向ける

[メイン] 両儀式 : 「そこでこっちに振るのかよ、まあ良いけど」
珍しく軽く笑って

[メイン] 両儀式 : 「ここから話すのは、オレが出会ったお化け屋敷の枯れ尾花と」

[メイン] 両儀式 : 「…ま、そいつ相手に?UGNとしての仕事をしただけの事、だよ」

[メイン] 両儀式 : RCで能動:■■が結局どういうオーヴァードなのか

[メイン] 両儀式 : 難易度は?

[メイン] GM : 11

[メイン] 両儀式 : 行けっかなあ 《紡ぎの魔眼》 ダイス+3

[メイン] 両儀式 : (4+2+3)dx+4>=11 【精神】<RC> (9DX10+4>=11) > 9[3,3,3,5,6,7,7,8,9]+4 > 13 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・■■が結局どういうオーヴァードなのか
姥捨て山で死んでいった者達の怨念が《オリジン:レジェンド》となり、そして《オリジン:コロニー》を成す、特異も特異な状況下において
犠牲者となった者達が、無念も無しに朽ちていくか?その答えは、否。
老婆のジャームによって殺された者達もまた、悔いは残る、そしてその想いがレネゲイドと作用し、形を作った。
彼もまた、《オリジン:レジェンド》であり、《オリジン:コロニー》である。
その起源は─────「犠牲者達の魂」。

[メイン] GM :  

[メイン] 両儀式 : 「殺し殺され弱殺強殺、腹いっぱいになる奴なんか居なかった訳だな」

[メイン] ベアトリス : 「度々見えていたのは犠牲者の魂の集合体……と?」

[メイン] 両儀式 : 「出てけって言ってたしな、血溜まりも返り血じゃなくて自分のものだ」

[メイン] 両儀式 : 「んで~~~~」
さっきのオレのシーンの話共有

[メイン] ベアトリス : 「……ふむふむ」

[メイン] 銀城 : 「そうかよ。こっちも恩があるのか」

[メイン] 両儀式 : 「アイツが上手い事やってるおかげで昼間はただの婆さんって訳、だろうな…まあそれはオレのただの予想だが」

[メイン] 銀城 : 「レネゲイド同士がか。凄まじいな」

[メイン] 銀城 : 「………」
確かに知らなかった新情報。抑える存在もいるという事実

[メイン] 銀城 : それでも銀城は座っている

[メイン] ベアトリス : 「……足疲れました?」

[メイン] 両儀式 : 「お前らは疲れた所じゃないだろ…」

[メイン] 銀城 : 「正直、疲れてる。」

[メイン] 銀城 : 「けど疲れてるだけだ。」
いざでもなんでもできることはする

[メイン] 銀城 : 「おれはひとまず安心したよ。トネさんとジャームと、相対してるのが俺たちだけじゃなくて」

[メイン] 銀城 : 「じゃあも少し喋ろうぜ。朝は遠いぜ」
満天の星空の下
姥捨て山奥の一軒の民家 その庭先

3人はそこにいる

各々の答えを欲して

[メイン] 銀城 :  

[メイン] 銀城 :  

[メイン] 両儀式 :  

[メイン] 両儀式 : 90+1d10 登場/リザレクト (90+1D10) > 90+4[4] > 94

[雑談] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 90 → 94

[メイン] ベアトリス : 68+1d10 登場/リザレクト (68+1D10) > 68+8[8] > 76

[メイン] 銀城 : 1d10 (1D10) > 7

[メイン] system : [ 銀城 ] 侵蝕率 : 50 → 57

[メイン] 両儀式 : 道中すがらで、またも電話を取る
「おい、波捨山での行方不明事件について知ってるか?」
「ああ、それだそれ、何で分かるんだよお前…」
連絡員でも無い誰かと話している

[メイン] 両儀式 : 「その中での、行方不明者って、何人かリストアップ出来るか?」
「…ああ、多少は、待つ…じゃあな」

[メイン] 両儀式 :  
「コクトー」

[メイン] 両儀式 :  

[メイン] 両儀式 : middle:『49日はとっくに過ぎてるんだろうな』:お前ら

[メイン] 両儀式 : お前がまた 『其処に居る』ってんだから、会いに来た訳だよ

[メイン] ■■ : ─────イル。

[メイン] 両儀式 : 「ほら、居たぞ」
連れてきた2人に首で指図

[メイン] 銀城 : 「ヨ!聞いたぜ、さっきはありがとうな」
片手をあげ軽く挨拶する

[メイン] ベアトリス : 「どうも」
まずは一礼 お辞儀をして挨拶をする

[メイン] ■■ : 『…………………………』

[メイン] ■■ : 暗闇の中。

[メイン] ■■ : 月光に照らされ、現れるは色白で、血塗れの少年。

[メイン] ■■ : 虚ろな眼で、あなた達をただ、じっと見つめている。

[メイン] ■■ : 『……………………』
挨拶をされたことに対し、何を思い、何を感じているのか
表情は読めずとも、不思議に思っているのか、首をかしげている。

[メイン] 両儀式 : 「こんな感じだから大分会話に難航した」
まあ7割は自分のせいなのだが

[メイン] ベアトリス : 「なるほど」
なるほど。

[メイン] ベアトリス : 見えてるのかなー、とちょっと手を振ってみる

[メイン] 銀城 : 「それでも一番喋ったんだろ。頼むぜ」

[メイン] ■■ : ベアトリスの振っている手を見て、瞬きをしない眼で、眺めては。

[メイン] ■■ : 『……………………』
ガク。ガク。と、腕を動かし、返す。

[メイン] ■■ : 『……………サ、キ……危ナ、カ……タ』

[メイン] ■■ : そして、ゆっくりと、腕を掲げ、山の麓を指差す。

[メイン] ■■ : 『………ア……ッチ』

[メイン] 両儀式 : 「ま、後で帰るよ、その前に、だ…」

[メイン] 両儀式 : 情報:噂話で判定:こいつの、というかこいつらの犠牲者の経歴、人間関係等

[メイン] GM : 8

[メイン] 両儀式 : コネ:噂好きの友人使用 ダイス+2

[メイン] 両儀式 : 《紡ぎの魔眼》ダイス+3

[メイン] 両儀式 : (1+2+5)dx+1>=8 【社会】<情報:噂話> (8DX10+1>=8) > 9[1,4,5,6,7,7,8,9]+1 > 10 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 一通り調べた。
どれも皆、家族がいた、友達がいた、そして中には恋人もいた。
─────もう、戻ることができない日常だ。

[メイン] GM :  

[メイン] 両儀式 : 「これはオレの持論だが」

[メイン] 両儀式 : 「死んだからといって生きる事を止める理由にはならない」

[メイン] ■■ : 『…………………』
ボタ。ボタ。と血滴を、落としながら。

[メイン] 両儀式 : 「お前は死んだ、お前らは全員死んだ、奇遇な事にそこの2人もな」

[メイン] 両儀式 : 「オレはお前が誰の思考で、誰の体で死んだままなのかは分からん」
「ただ須らくに、とっくにお前の日常は無かったって訳だ」

[メイン] 両儀式 : 「よって一つの回答だ、お前の持っていた日常は、『分からない』では無く『存在しない』」
「Xじゃなくて0だった」

[メイン] 両儀式 : 「だから、どうするか?」

[メイン] 両儀式 : 「お前の唯一やりたい事は、ずっとオレ達に示してくれていた」
「それがお前の存在意義とも言えるような物だった」

[メイン] 両儀式 : 「『山に入ってきた奴を婆さんから逃がす事』それがお前の生きている意味」

[メイン] 両儀式 : 「…違わないな?」

[メイン] ■■ : その答案に、少年は。

[メイン] ■■ : 『……………ウ、ン』
ガク。と首を頷かせ。

[メイン] ■■ : 『………モ、ウ……誰、モ……僕ト……オナ、ジ……目………』

[メイン] ■■ : 『……嫌……ダ』

[メイン] 両儀式 : 「良い奴ばっかだなここ」

[メイン] 両儀式 : 「さて、そんなお前の生きている意味にとんでもない難問を投げかける奴が居るんだが」

[メイン] 両儀式 : 「ま、頼む」
ぶっきらぼうに会話を振る

[メイン] ベアトリス : その話を聞き入っていたが、話を振られたのもあり

[メイン] ベアトリス : 「ははは……まあ、難問ってほどでも……ないかもしれませんが」

[メイン] ■■ : 『……………?』

[メイン] ■■ : ぎこちなく、首を動かし、ベアトリスの方へと向く。
ボタ、ボタボタ、ボタ。と血を垂らしながら。

[メイン] ベアトリス : 「まずは」

[メイン] ベアトリス : そう言い始め、膝を地に着けて
頭を下げ

[メイン] ベアトリス : 「───申し訳ありません、貴方達が犠牲となり、今こうなってしまった事
 そうして、貴方にキツい役割を押し付けさせてしまった事」

[メイン] ベアトリス : 「それら全て、私の力量不足です
 ───誠に申し訳、ございませんでした」

[メイン] ■■ : 『─────………!?』
その行動に、血塗れの少年の眼が、目が大きく見開く。

[メイン] ■■ : そして、白い唇が、ぽかりと開く。固まる。

[メイン] ■■ : 唖然とする。

[メイン] ■■ : ボタ、ボタ、ボタ。血が、さらに垂れていく。

[メイン] ■■ : 『………ドウ、シテ……?』

[メイン] ベアトリス : 1人目、この時点でも既に難色を示すべきだろう
2人目、語るに値しない
3人目、4人目、5人目
増え続けていってもなお、気付かず何度も繰り返させてしまった

[メイン] ベアトリス : 「そりゃあ、まあ 皆様を犠牲にさせてしまったわけですし」

[メイン] ベアトリス : 「こんな小さな頭では何の足しにもならないのはわかります
 私がこうしないと気が済まないだけです」

何人も犠牲を生み、それが目の前の少年を生み出してしまった
手遅れ以外の何があるのだろうか

気付く、気付けないの問題ではなく 結果として犠牲を生んだこと、そして満足させぬまま彼らをこの役割に押し留めさせていること

[メイン] ■■ : ─────虚ろな、眼から。

[メイン] ■■ : ポタ、ポタ。

[メイン] ベアトリス : ただそれらが我慢ならないだけであり、大した理由などではないのであった。

[メイン] ■■ : 血が、流れ始める。

[メイン] ■■ : 『………………始、メテ……』

[メイン] ■■ : 少年の顔には、感情が宿っていた。深い悲しみと、やりきれない思いと、そして。

[メイン] ■■ : 『………………ソン、ナ、コ、ト……言ワ、レ……タ………ノ』

[メイン] ■■ : ─────少年は、悍ましい姿として、訪問者を追い払っていた。
向けられる目は全て、疑惑、恐怖、或いは無関心。
その程度のものであった。繋がり等、当然得られるはずもなかった。

[メイン] ■■ : それでも、もう犠牲を増やしたくない。その一心で……
ジャームに成り果てかけてでも、少年は喉を震わせ続け、音を出した。

[メイン] ■■ : それでも、犠牲は止めることができず、無力感も抱いていた。

[メイン] ■■ : 悔しかった。

[メイン] ■■ : 自分の行いは、無意味なのではないか。

[メイン] ■■ : そう、思ってしまっても、おかしくはなかった。

[メイン] ■■ : ─────そんな中。見てくれた。

[メイン] ■■ : ボタ、ボタ、ボタ、ボタ。
虚ろな眼から零れる血の涙は、止まらなかった。

[メイン] ベアトリス : 「───」
涙が流れているのを見て

[メイン] ベアトリス : 「なーーんだ、生きてるじゃないですか」
悍ましい姿になろうが、怨念の集合体になろうが

[メイン] ベアトリス : そうやって泣けるのであれば、須く人に変わりはないでしょうに

[メイン] ベアトリス : ニッコリと笑って

[メイン] ■■ : 『……………!!』

[メイン] ベアトリス : 「な、の、で
 少し人生の先輩からお話聞きましょうねー」
だって貴方は、生まれたばかりなのだから
新生したのだから 無垢なのだから

[メイン] ベアトリス : 「と、言うわけで"死神代行"さん!
 楽しい事とか、教えてやってくださいな!」
私は堅苦しい感じになるとよく言われるので。

[メイン] 銀城 : 「オイオイ。あんないいところからそう言われたらオレが楽しいことしか知らないみたいじゃねぇか」
話は聞いた

[メイン] 銀城 : 「言葉を重ねる前に、まずは挨拶だ。銀城に最初に話した赤いのが式で今話してた金髪がベアトリス。」

[メイン] 銀城 : 「言うべきことなんてベアトリスがほとんど言っちまったからな…だから生まれ直したお前に言うことは」
「名前なんて言うんだ?友達になろうぜ。」

[メイン] ■■ : 『ギン、ジョウ……ベア、トリ、ス………』
復唱するように、そして。

[メイン] ■■ : 『………名前……』

[メイン] ■■ : 『………僕……ノ……名、前……?』

[メイン] 銀城 : 「ああ。名前だ。それさえ覚えてればどんなところに行ったってまた見つけられる。大事なもんだぜ」

[メイン] ■■ : 『…………!……スゴ、イ………』

[メイン] ■■ : 『……デ、モ………僕………無イ………』

[メイン] 銀城 : 「それじゃあ。あとでみんなで考えるんだな。」

[メイン] ■■ : 『………………………』
真っ白で、無表情な顔であった。
しかし、どこか─────楽しみにしていそうな?

[メイン] 銀城 : 「お前を決める、大事なものだ。」

[メイン] ■■ : 『………………ウ、ン』
呼応するように、ガク。ガク。と頷く。

[メイン] ■■ : 『…………付ケ、テ……ホ、シイ』

[メイン] ■■ : 『………デモ、ミン、ナ』

[メイン] ■■ : そして、虚ろな眼は─────民家へと、向けられる。

[メイン] ■■ : 『……………マ、タ……行ク………ノ?』

[メイン] ベアトリス : 「勿論」

[メイン] ■■ : 『─────……!』
ベアトリスを、じっと見て、目を開く。

[メイン] ■■ : その答えに、少年は固まり、静止し、そして、熟考しているようであった。

[メイン] ■■ : そして、目を閉じ。

[メイン] ベアトリス : 「人として大切なものを守る為にも」
ああ、決して優しい老婆を獣と同じような扱いにするわけにもいかず

[メイン] ベアトリス : 「"貴方"になれなかった"貴女"に、せめて善き次があるようにと鎮魂歌を贈る為にも」
無念を抱えているのは、彼方も同じなのだから。

[メイン] ■■ : ─────その言葉は、深く、少年の"心"に刻まれ。

[メイン] ■■ : 『…………僕……ハ……ミ、ンナ……ヲ
 死ナセ……タク………ナ、イ
 ─────デ、モ……ミン、ナ……進、ム』

[メイン] ■■ : 『─────ソレ、ナラ………僕、ハ』

[メイン] ■■ : 手を、掲げる、そしてその手のひらには
─────レネゲイドが、渦巻く。

[メイン] ■■ : そして、それを払うと。

[メイン] ■■ :  

[メイン] ■■ : ロイス取得
ベアトリス 〇誠意/隔意
両儀式 〇誠意/隔意
銀城 〇誠意/隔意

『─────信ジ………タ、イ』

[メイン] system : [ ■■ ] ロイス : 0 → 3

[メイン] ■■ :  

[メイン] 両儀式 : 「おい」
おい と言う顔

[メイン] ■■ : 『………………?』
虚ろな眼を丸くしながら、式の方へと視線をぎこちなく向ける。

[メイン] 両儀式 : 「いやお前…」
お前なあ…と言う、顔

[メイン] 両儀式 : 「いいかあ?確かに凄い有り難いぞ?だけどな?」

[メイン] 両儀式 : 「お前が入ってないんならお前が進まないみたいじゃないか、何だそれ、ムカつく」
ふきげん

[メイン] ■■ : 『………………ヘ?』

[メイン] ■■ : 式の言葉に、ぽかんと、また口を開く。

[メイン] 両儀式 : 「~~~~~~~」
距離感がおかしい 式の態度は、何というか
職場の同僚や、同級生に向けるような、気軽い会話

[メイン] 両儀式 : 「お前も頭数に入ってんだぞ?もう十分お前は働いたけど、それで手止めて眺められても困るんだよ」

[メイン] ■■ : 『………!?………ボ、僕……モ…………!?』

[メイン] ■■ : またしても式は、少年の、単調ではない、大きな声を聞くこととなる。

[メイン] ■■ : 少年は、分からない。

[メイン] ■■ : 『………アノ、時……モ………ソウ……』

[メイン] ■■ : 『………ドウ、シテ…………!?』

[メイン] ■■ : ─────理解を、したかった。

[メイン] 両儀式 : 「オレからしたらお前は全然死んじゃいないんだよ」
「死人は未来を歩めない」

[メイン] 両儀式 : 「死者には何も叶えられない、何時だってコトを起こすのは生きた人間の歩みだ」

[メイン] 両儀式 : 「だけどお前は前に進んだ、お前なりに足掻いてた」

[メイン] 両儀式 : 「そんな姿をオレなりに見て、出た態度が要救助者だ」
「本当に幽霊だったら面白かったんだがな」
照れ隠し

[メイン] 両儀式 : 「ったく、お前みたいな幽霊、妖怪、都市伝説のRBってのはどうしてどいつもこいつも妙に生きてるんだろうな、下手な人間より意志があるぞ?」
すっごい照れくさくなってきたのでまくし立てる

[メイン] ■■ : ─────瞬き。

[メイン] ■■ : 初めての、瞬き。

[メイン] ■■ : 驚きを見せる、瞬き。

[メイン] ■■ : 生者であることを示す、瞬き。

[メイン] ■■ : 『………………ソン、ナ………』
少年は、ただじっと見つめるのを、やめた。
死線を、逸らした。何もない空間を見ていた。

[メイン] ■■ : 『………………………』

[メイン] ■■ : そして、自分の胸の辺りを掴んで、静止をして。

[メイン] ■■ : 『………………………コレ、ガ……』

[メイン] ■■ : 『………ウレ、シイ………?』

[メイン] 両儀式 : 「そうかよ」
顔を逸らす 表情を誰にも見せない

[メイン] ■■ : 『………………………』
流れる、沈黙。

[メイン] ■■ : 『……………』
そして。

[メイン] ■■ : 『…………アリガ、ト……ウ、ゴザ、イ………マス』

[メイン] ■■ : ─────少年は

[メイン] ■■ : "死"を、越えた。

[メイン]   :

[メイン]   : ─────あなた達の体内に、一時的に渦巻くレネゲイドの"容"が、変わる。

[メイン]   :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : climax『Be off』 登場:任意

[メイン] 銀城 : 57+1d10 登場/リザレクト (57+1D10) > 57+9[9] > 66

[メイン] 両儀式 : 94+1d10 登場/リザレクト (94+1D10) > 94+2[2] > 96

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 94 → 96

[メイン] system : [ 銀城 ] 侵蝕率 : 57 → 66

[メイン] ベアトリス : 76+1d10 登場/リザレクト (76+1D10) > 76+5[5] > 81

[雑談] system : [ ベアトリス ] 侵蝕率 : 76 → 81

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────電気が全て消え、埃の粉塵に塗れた民家の、さらに真っ暗な奥に。

[メイン] GM : 赤い二つの光が。

[メイン] トネ : ソ チ ラ ヲ ミ テ イ タ

[メイン] 両儀式 : 「無事変わってるな、遠慮なく行くぞ?」

[メイン] ベアトリス : その紅い双眼を見ながら、剣を引き抜いて

[メイン] ベアトリス : 「その無念、心中お察し致します」

[メイン] ベアトリス : 「ですが」

[メイン] ベアトリス : 「貴女が貴女のようなモノを生んでしまうのであれば
 犠牲の連鎖を生むのなら」

[メイン] ベアトリス : 「鎮魂歌と共に、貴女を鎮めさせていただきます」

[メイン] 銀城 : ペンダントに触れる
「…………」
トネさんのことも
理性なき怨念も今は心の底に
沈め、鎮め、ただその後に真に理解する
今は対処の時、仲間の力、確実な対処を
大剣が手に握られる

[メイン] トネ : ベアトリスの言葉にも、老婆はただ威嚇あるのみ。
─────しかしどこか、揺れる何かが見て取れるように……。

[メイン] トネ : しかし、ジャームとは。衝動に従う突き動かされる存在。

[メイン] トネ : 無数の牙を並べ立て。

[メイン] トネ : 「グルルルルルルルルル………」
唸り声の後─────。

[メイン] トネ : 「─────グオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!」

[メイン] トネ : 民家を大きく揺さぶる程の、大咆哮。

[メイン] トネ : ─────トヨの形を成す怪物から、強烈な《ワーディング》が放たれるッ!

[メイン] トネ : 衝動判定 難易度66

[メイン] 銀城 : 57dx5+2>=66 (57DX5+2>=66) > 10[1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,2,3,4,5,6,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,1,3,3,4,4,5,5,5,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[2,2,3,3,3,3,5,7,8,8,9]+10[2,4,5,7,10]+4[2,3,4]+2 > 66 > 成功

[メイン] 両儀式 : (4+2+55)dx5>=66 【精神】<意志> (61DX5>=66) > 10[1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,1,1,2,2,3,3,3,3,4,4,4,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,5,7,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,1,1,3,3,3,5,6,8,9,9]+10[2,2,5,5,5]+10[2,3,6]+10[5]+10[9]+4[4] > 84 > 成功

[メイン] ベアトリス : 判定放棄

[メイン] 両儀式 : 96+2d10 衝動判定 (96+2D10) > 96+13[6,7] > 109

[メイン] ベアトリス : 81+2d10 衝動判定 (81+2D10) > 81+13[8,5] > 94

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 96 → 109

[メイン] system : [ ベアトリス ] 侵蝕率 : 81 → 94

[メイン] 銀城 : 66+2d10 衝動判定 (66+2D10) > 66+18[10,8] > 84

[メイン] system : [ 銀城 ] 侵蝕率 : 66 → 84

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────無念と、そして、意地がぶつかり合う。

[メイン] GM : 戦闘開始
PCは同エンゲージ、10m先にトヨ。

[メイン] GM : 1ラウンド。

[メイン] GM : セットアッププロセス。

[メイン] 両儀式 : 無し。

[メイン] 銀城 : なし

[メイン] ベアトリス : 加速装置+ヴァジュラ

[雑談] system : [ ベアトリス ] 侵蝕率 : 94 → 99

[メイン] ベアトリス : 「あの時は逃げるしかありませんでしたが」

[メイン] ベアトリス : 「今は、もう1人心強い仲間も来ましたので」
少年を横目で見て

[メイン] ベアトリス : 「…ま、リベンジってやつです
 どうか、鎮めの歌を最後まで聞き届けてください」

[メイン] ■■ : 『………………』
ベアトリスの視線を受け取って、そして、頷く。

[メイン] ■■ : 『………僕モ、一緒ニ、戦ウ』

[メイン] ■■ : 『コノ人達ハ、絶対ニ、死ナセナイ』

[メイン] ■■ : そして虚ろな眼は、老婆の容をした怪物へと向けられ。

[メイン] GM : イニシアチブプロセス
トヨの手番。

[メイン] トネ : 66dx6 命中判定、対象はPC全員、■■も含む (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,9,10,10]+10[1,1,1,3,4,4,5,6,10,10]+10[4,5,10]+10[9]+10[10]+10[9]+2[2] > 72

[メイン] ■■ : 55dx5 ドッジ (55DX5) > 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,2,2,3,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,4,5,5,5,5,5,7,7,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,4,5,6,6,7,7,8,8,8,10,10]+10[1,2,2,3,3,6,8,9,9,10]+10[2,4,5,8,9]+10[2,5,10]+10[9,9]+10[4,9]+4[4] > 94

[メイン] 両儀式 : 55dx5+1>=72 (55DX5+1>=72) > 10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,2,2,2,3,4,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,9,9,9,10]+10[1,3,3,4,5,5,6,6,7,7,7,8,9,9,10]+10[1,1,3,3,4,4,6,6,9,9,10]+10[2,6,6,9,9]+10[3,3,9,10]+10[8,10]+2[2,2]+1 > 83 > 成功

[メイン] 銀城 : 61dx5+2>=72 (61DX5+2>=72) > 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,5,6,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,6,6,6,7,7,7,8,8,8,8,9,10,10]+10[1,2,2,2,3,3,4,4,4,6,6,8,8,8,10]+10[1,2,2,3,7,9]+10[2,7]+10[9]+3[3]+2 > 75 > 成功

[メイン] ベアトリス : 暴走のため被弾

[メイン] トネ : ─────トネの牙は、瞬きすらも許さぬ間に。

[メイン] トネ : ベアトリスの肩を

[メイン] トネ : 73d+666 (73D10+666) > 390[3,6,7,7,5,4,6,7,1,3,4,5,10,8,4,7,4,5,7,3,3,9,10,5,6,6,7,1,10,10,1,4,8,7,9,3,10,2,3,3,3,10,9,9,4,10,2,1,5,6,9,9,9,7,2,6,5,2,3,2,7,6,3,2,1,5,2,8,2,1,1,10,6]+666 > 1056

[メイン] トネ : ズシャアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!

[メイン] トネ : 老婆は、ベアトリスの背後に立っていた。

[メイン] トネ : 口に、鮮血を帯びながら、そして振り向き。

[メイン] トネ : 真っ赤に染まる無数の牙を見せながら。

[メイン] トネ : 「グルルルルルルルルルルルルルルッ!!!!!!」

[メイン] ベアトリス : 「ガッ、ァ────」
攻撃されたと気付く暇すら無い、この速度でおいてもまだ足りないのか
肩を千切られたダメージに表情を歪ませて

[メイン] ベアトリス : 「やりまし、た……」

[メイン] ベアトリス : 「ね!!」
自身のシンドローム……雷の異能を全開にして

[メイン] ベアトリス : 1d10 (1D10) > 9

[雑談] system : [ ベアトリス ] 侵蝕率 : 99 → 108

[メイン] トネ : ─────後方より蘇る、魂の輝きに怪物は、目を見開く。

[メイン] ベアトリス : まさしくそれは、闇夜を照らす紫電の輝きであり

[メイン] トネ : 対処セネ─────バ─────。

[メイン] トネ : 思考が最後に辿り着く前に

[メイン] ベアトリス :      雷速剣舞・戦姫変生
コンボ『Donner Totentanz──Walküre

[メイン] system : [ ベアトリス ] 侵蝕率 : 108 → 116

[メイン] ベアトリス : (4+3+4+55)dx5+6 (66DX5+6) > 10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,5,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,3,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,6,6,6,6,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,2,2,2,3,4,4,4,5,6,6,6,8]+10[1,1,4,5,7]+10[1,10]+2[2]+6 > 68

[メイン] トネ : 66dx6 ドッジ (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,3,4,5,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8]+10[1,2,3,3,5,6,7,8,10]+10[3,6,7,9]+10[2,9,10]+10[2,9]+10[6]+10[10]+4[4] > 94

[メイン] ベアトリス : ダメージからか?
僅かに初動が遅れたその剣舞であったが

[メイン] ベアトリス : 失敗するとは微塵とも、私は思わない
何故なら────

[メイン] 両儀式 : 「よお」
ベアトリスの背後から突如として現れて

[メイン] 両儀式 : 「やっと視えたぞ、死に損ない」
両者の上空を飛び跳ねて
老婆の背後の空を、その速度の元を殺す!
《時の棺》

[雑談] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 109 → 119

[メイン] GM : ─────隙が生まれる。

[メイン] ベアトリス : ───自身の背後には頼れる仲間がいるのだから!

[メイン] ベアトリス : 正しく刹那、間隙を縫って

[メイン] ベアトリス : その一撃を

[メイン] ベアトリス : 7d10+555+37 (7D10+555+37) > 42[8,7,6,4,10,1,6]+555+37 > 634

[メイン] トネ : 装甲値66

[メイン] トネ : c634-66 c(634-66) > 568

[メイン] system : [ トネ ] HP : 1000 → 432

[メイン] ベアトリス : 肉体は可能な限り殺さず、その魂だけを安らかに送る様に
表面に出ずる犠牲者に向け、叩き込んだ

[メイン] トネ : 「グギャギャギャアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!?!?!?」

[メイン] トネ : ベアトリスの刃は、精神体のみを削るッ!

[メイン] トネ : 身体には一切の傷を負わせずにッ!!

[メイン] トネ : ゆえに怨霊は、悲鳴を上げる。

[メイン] ベアトリス : ロイス獲得

『 』--/憐憫

[メイン] 銀城 : 「っし!!!」足は止まった

[メイン] 銀城 : ならそこに振り下ろす
さっさと終わってくれよ 見るのが忍びないだろ

[メイン] 銀城 : 大剣が加速する

[メイン] 銀城 : 下げておきます
ロイス 黒崎一護 タイタスでC値下げ

[メイン] 銀城 : 64dx4+4 カスタマイズ レインフォース (64DX4+4) > 10[1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,2,2,2,3,3,4,4,6,6,6,6,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,4,4,5,5,6,6,6,6,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,1,1,2,3,5,5,6,6,7,7,9,9,10,10,10,10]+10[2,2,3,3,3,4,4,4,7,7,8,8]+10[1,1,2,5,7,9,10]+10[3,5,9,10]+10[2,3,8]+10[10]+2[2]+4 > 106

[メイン] トネ : 66dx6 ドッジ (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,3,3,4,5,5,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,3,3,4,4,4,5,6,6,6,8,10,10]+10[3,4,7,7,8,9]+10[1,3,8,8]+10[4,9]+10[7]+1[1] > 81

[メイン] トネ : 「─────グガッッッッ!!?!」

[メイン] トネ : 赤黒い瞳で、捉えきれないッ!巨大な剣だというのに。

[メイン] 銀城 : これで終われ…これで!

[メイン] 銀城 : 振り切った

[メイン] 銀城 : 11d10+15+555 (11D10+15+555) > 63[6,4,10,8,8,7,6,2,1,1,10]+15+555 > 633

[メイン] トネ : 装甲値66

[メイン] トネ : c633-66 c(633-66) > 567

[メイン] system : [ トネ ] HP : 432 → -135

[メイン] トネ : ─────怨霊の精神体は、砕かれそうになるも。

[メイン] トネ : 《不死不滅》

[メイン] トネ : コノ恨ミ、晴ラサデオクベキカ。

[メイン] トネ : 「グガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!」

[メイン] トネ : 咆哮と共に、立ち上がる。

[メイン] system : [ トネ ] HP : -135 → 30

[メイン] 銀城 : 「…あさいか。すまん」

[メイン] 両儀式 : 「むしろ好都合だろ」

[メイン] 両儀式 : 《陽炎の衣》
気配を消して、老婆の周囲を跳ね回る

[メイン] トネ : その動きを捉えようと、赤黒の目はそれぞれ独立し、素早く動かすも。

[メイン] 両儀式 : 数刻翻弄し続けた後に
眼前にせまって

[メイン] 両儀式 : 「恨み抱いてるのはお前だけじゃないんだぞ?」
ナイフを振り下ろす

[メイン] 両儀式 : ロイス-1してC値-1

[雑談] system : [ 両儀式 ] ロイス : 5 → 4

[メイン] 両儀式 : 《ファストフォワード》

[メイン] 両儀式 : (4+3+55)dx4+4 (62DX4+4) > 10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,5,5,5,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,2,2,2,2,3,5,5,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,1,2,4,4,5,5,5,5,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,2,2,3,3,3,4,4,5,7,8,8]+10[1,2,2,7,8,9]+10[2,2,5]+10[8]+10[7]+10[9]+10[9]+10[4]+10[9]+10[7]+10[7]+3[3]+4 > 157

[メイン] トネ : 66dx6 ドッジ (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,2,4,4,5,5,7,7,8,10,10]+10[3,3,7,8,10]+10[1,2,6]+4[4] > 54

[メイン] 両儀式 : エフェクトでの強化状態を解除、肉体へのダメージは0

[メイン] 両儀式 : 「ややっこしい線してんなお前ら…!」
老婆の体を直で切りつけているも、切断跡は残っていない
ただ、何かが死んだ事だけが分かる

[メイン] トネ : 「グギャッッッッ─────!?」

[メイン] トネ : 傷は、肉体にも、そして精神にも無い。

[メイン] トネ : しかし。

[メイン] トネ : ガクンと、力が抜けていく。

[メイン] トネ : 「………ッッ!?!?」

[メイン] トネ : ─────怨霊が、己が怒りを包む殻が破れ、中身が露わとなる。

[メイン]   :  

[メイン]   :  

[メイン] ■■ : 見 テ イ ル

[メイン] ■■ : ─────精神体の中に入る、血塗れの少年。

[メイン] ■■ : ズ、ズズ、ズズズ、ズズズズズズズ─────。

[メイン] ■■ : 混濁し、手を進めるにも跳ね返される、漆黒の空間の中で、手を伸ばし。

[メイン] ■■ : 55dx5 命中 (55DX5) > 10[1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,9,10]+10[1,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[2,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,1,3,3,3,5,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[2,2,2,3,6,7,8,9,10]+10[1,1,1,9,10]+10[6,7]+10[2,5]+3[3] > 83

[メイン] ■■ : ─────核を、掴まんと。

[メイン] トネ : 拒む。

[メイン] トネ : 66dx6 ドッジ (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,5,5,5,5,5,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,3,5,6,8,8,8,8,9,10]+10[2,3,4,6,8,9,10]+10[2,5,5,6]+10[8]+10[6]+4[4] > 74

[メイン] トネ : ─────しかし。

[メイン] トネ : ベアトリス、銀城、式が繋げていった刃は、到達し得ない領域を開拓した。

[メイン] ■■ : 握る。

[メイン] ■■ : 全ての元凶を。

[メイン] ■■ : "起源"を。

[メイン] ■■ : 『……………………』

[メイン] ■■ : 目を瞑る、そして、闇の中─────外にいる、式を見つめる。

[メイン] ■■ : 『……………僕ハ……』

[メイン] ■■ : 『………コレヲ、潰シテ、イイノ?』

[メイン] ■■ : ─────式の脳内に響く、少年の……"分からない"という想い。

[メイン] 両儀式 : 「お前が本気で潰してやりたいって思うのならやれば良い」

[メイン] 両儀式 : 「殺されたんだから殺したって誰も文句は言わない」

[メイン] 両儀式 : 「それでも、『人殺し』って言うのはある意味線を、境界を超える物だ」

[メイン] 両儀式 : 「嫌だってんなら」

[メイン] 両儀式 : 「向こう側のオレが変わってやるよ」

[メイン] ■■ : 『………………………』

[メイン] ■■ : ─────少年は、闇の中で。

[メイン] ■■ : くすりと、笑った。

[メイン] ■■ : 『……本当ニ、優シイ、デスネ』

[メイン] ■■ : そして少年は再び、核と向き合い、握ると……。

[メイン]   :  

[メイン]   :  ─────眼前の"無念"に、祈りを捧げた。

[メイン]   :  

[メイン] GM :  

[メイン] トネ :  

[メイン] トネ :  

[メイン] トネ : ─────ばたりと、老婆は倒れた。

[メイン] ■■ : それを少年は、ただ見つめるだけだった。

[メイン] 両儀式 : 「何だよ、そういうやり方で済ますのかよ」
ちょっと不機嫌

[メイン] ベアトリス : 剣を鞘に収めて

[メイン] 銀城 : 「最後…なにしたんだ?大丈夫だよな?」

[メイン] ■■ : 式と、そして銀城の方を向いて。

[メイン] ■■ : にこりと笑った。

[メイン] ■■ : 『………生キテル』

[メイン] 銀城 : 「そうか。ありがとうな色々」
今の戦い、その前、そしてもっと前

[メイン] ベアトリス : 「……ありがとう、ございます」

[メイン] 両儀式 : 「最初からそうだろ、死にぶったような心持ちすんな」

[メイン] ■■ : それぞれに、ぺこりと、一礼。

[メイン] ■■ : 『………僕カラモ、アリガトウ、ゴザイマス』

[メイン] ■■ : ─────少年の体が、光の粒へと変換されていく。

[メイン] ■■ : 少年は、犠牲者達の魂、その無念で形成されたRBだ。

[メイン] ■■ : ゆえに、"起源"が今、絶たれようとしている。

[メイン] 両儀式 : 「…………おい、あー………」
どうしましょうどうしましょう…………ううん………えっと………

[メイン] 両儀式 : 「…………」
頭を抱えて、指ぐるぐる回して

[メイン] 両儀式 : 「…………向後(きょうご)」
すっごい苦しそうに名付ける

[メイン] ■■ : 『………………』

[メイン] 向後 : 「─────?」

[メイン] 両儀式 : 「ああいや名字も無いとダメだ」
わたわた

[メイン] 向後 : 虚ろな眼を、開きながら、じっと式を見つめ。

[メイン] 両儀式 : 「五来(いつき)向後………でどうだ」

[メイン] 両儀式 :  シ
「四の後に来て、向かった後が、お前だからな」

[メイン] 五来 向後 : 「……いつき……きょうご……」

[メイン] 五来 向後 : 少年は、名付けられたものを、何度も、何度も繰り返して口にした。

[メイン] 五来 向後 : 「……………」

[メイン] 五来 向後 : 「………くすぐったい……」

[メイン] 五来 向後 : 「でも…………嬉しい……」

[メイン] 五来 向後 : にこりと、微笑み。

[メイン] 五来 向後 : ─────名前とは、概念を定義付けるものとして存在する。
未知が未知で無くすために、現に固定するために存在する。

[メイン] 五来 向後 : 少年は─────与えられた。

[メイン] 五来 向後 :  

[メイン] 五来 向後 : 新たな、《オリジン:レジェンド》を。

[メイン] 五来 向後 :  

[メイン] ベアトリス : 「そ れ に!」
消えていきそうだった事からか、涙ぐんだ様な声を出しつつ

[メイン] ベアトリス : 「まだ楽しい事とかなーーんにもやってないじゃないですか!」

[メイン] 五来 向後 : 「……………!!」

[メイン] 五来 向後 : 「楽しい……こと………」

[メイン] 五来 向後 : ─────少年の見る景色は、この山奥にある小屋だけであった。

[メイン] ベアトリス : 「もっとほら、色んなことしてみましょうよ!」

[メイン] ベアトリス : 起源が一つ断たれたのだから、今貴方を縛るものも無いのだから

[メイン] ベアトリス : そう言って、手を差し伸べて

[メイン] ベアトリス : 「私達と一緒に!」

[メイン] 五来 向後 : その手に、少年は─────。

[メイン] 五来 向後 : 「……………………」

[メイン] 五来 向後 : 僕は、無念さえ果たせれば、それでいいと思っていた。

[メイン] 五来 向後 : もうこの山で、誰も餌食にならなければいいと思っていた。

[メイン] 五来 向後 : それさえ成し遂げることができれば、僕はもう……何も未練がないのだから。

[メイン] 五来 向後 : でも─────。

[メイン] 五来 向後 : 役目を終えた今。

[メイン] 五来 向後 : 僕は、心の底から、こう思ってしまっている。

[メイン] 五来 向後 : 「………離れたく、ない……」
ぽつりと、呟く。

[メイン] 五来 向後 : この"日常"への、"未練"が生まれ始めている。

[メイン] 五来 向後 : ぽた、ぽた、ぽた。

[メイン] 五来 向後 : 血の涙ではない。

[メイン] 五来 向後 : 透き通った、人の涙が、零れ始め。

[メイン] 五来 向後 : 「─────僕も……連れていってください!」

[メイン] 五来 向後 : ─────握った。

[メイン] 銀城 : 「よかったな」
「いい名前だぜ。向後」

[メイン] 銀城 : 「それじゃあ…現地協力者として」
怨恨が晴れた後の空白に形ができた
そんな存在
これから埋めていく余白
「オリジン:興味のレネゲイドビーイング五来 向後として」

[メイン] 銀城 : 「よろしくな」



「まずは山下りだ」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : バックトラック

[メイン] GM : Eロイスは《ファイトクラブ》のみ

[メイン] 五来 向後 : 侵蝕率144、ロイス3

[メイン] 五来 向後 : 144-1d10 Eロイス (144-1D10) > 144-6[6] > 138

[メイン] 五来 向後 : 138-6d10 2倍振り (138-6D10) > 138-19[1,10,1,2,1,4] > 119

[メイン] 五来 向後 : 119-3d10 追加振り (119-3D10) > 119-26[9,7,10] > 93

[メイン] system : [ 五来 向後 ] 侵蝕率 : 144 → 93

[メイン] 両儀式 : 侵蝕率119% ロイス4

[メイン] 両儀式 : 119-4d10 等倍 (119-4D10) > 119-18[1,10,5,2] > 101

[メイン] 両儀式 : は~~~

[メイン] 銀城 : 🌈

[メイン] 両儀式 : 101-4d10 追加~~~~ (101-4D10) > 101-28[9,6,4,9] > 73

[メイン] ベアトリス : 侵蝕率118% ロイス5

[メイン] system : [ 両儀式 ] 侵蝕率 : 119 → 73

[メイン] ベアトリス : 118-5d10 (118-5D10) > 118-35[9,8,6,6,6] > 83

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────その後、トヨはUGNに保護されることとなった。
現在は、UGNが管轄する病院にて治療が行われており
最先端医療により、身体的外傷は回復し、またレネゲイド汚染も
奇跡的に最小限に留めることができ、覚醒には至らなかった。

[メイン] GM : よって、記憶措置を施すこととなり、山の民家へ帰す手筈であったが……。

[メイン] GM : ─────トヨの体はもう、寿命を間近に控えていた。
身体機能が、日に日に、指数関数的に落ちていたのだ。

[メイン] GM : 山での生活を送っていたため、体力は元々ある女性であった。
だが、それでも人間という器を持っている以上
テロメアの減少だけは、抗えることができず。

[メイン] GM : 下山はおろか、風呂場の薪を割ることすら、できない身体であった。

[メイン] GM : 日常が、トヨにとっては日常では無くなっていった。

[メイン] GM : 徐々に蝕む閉塞感は、老婆の精神に不安と、孤独を感じさせた。
その心におそらくは、面影島事件以降多量発生したRBが寄生する形で
《ファイトクラブ》を発現させたのだろう。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス : ending

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス : それから、定期的な確認もあり
任務の合間に山を登り、お婆さんの元へと赴いており
今回もいつも通り、適度な合間を縫って山小屋にと向かっていた

[メイン] ベアトリス : 数回山小屋をノックして、反応を伺う

[メイン] トネ : 「─────はぁ~~い……おやぁ?ほっほっほ」

[メイン] トネ : がらりと戸を開けると、そこには皺を多く作り、笑顔で迎えるトネがいた。

[メイン] トネ : 元気そうに見える─────が。
最初に出会った時よりも、血色は悪くなっており。

[メイン] トネ : 腰も曲がり、視点も下がっていた。

[メイン] トネ : 「来てくれたんだねぇ……ベアトリスちゃん、いらっしゃい」

[メイン] ベアトリス : 「へへ、折角ですので……」
その様子に、悲しそうに顔を歪ませるも

[メイン] トネ : 「そぉだ……昨日ね、頑張って街まで降りてねぇ
 羊羹、買ってきたんだよぉ?ほっほっほ、食べるかい~?」

[メイン] トネ : トネはベアトリスが来てくれて、心から嬉しそうな表情を作っていた。

[メイン] ベアトリス : 「あっ、いただきます!」
すぐに表情を明るくし、また世話になろうと

[メイン] トネ : ほっほっほ、といつもの笑みで向か入れ
そして、ベアトリスを居間へと案内する。

[メイン] トネ : 「お茶を入れてくるからねぇ~……」
ゆっくりとした足音で、台所まで向かっていく。
テーブルには、処方箋等がちらりと見えるだろう。

[メイン] トネ : 元々山育ちで体力のあったトネであったが……死期はもう、近い。
これまで、死と隣合わせの戦場にいたベアトリスなら、察するものもあるだろう。

[メイン] ベアトリス : 「あ、今日は私がやりましょうか?」
追いかけるように台所に向かいつつ、自身がやろうと提案するように

[メイン] トネ : 「おや……?ほっほっほ、いいのかい?
 ベアトリスちゃんは本当に、優しいねぇ……こほっ、こほ……」

[メイン] トネ : 痰の籠った咳をしながらも、お盆に温かな湯呑と、一口サイズの羊羹を乗せながら。

[メイン] ベアトリス : 「色々と見て学ばせてもらいましたし!
 学んだ経験を使う場も中々無かったので……」
最後の方は小声。

[メイン] ベアトリス : 「美味く作れるか不安ですけど……へへ」

[メイン] トネ : 「まぁ………ほっほっほ」
微笑みながら。

[メイン] トネ : 「……ベアトリスちゃんなら、きっとできるよぉ」

[メイン] トネ : 「……私ねぇ、この小屋に住んでてねぇ……
 体調がどんどん悪くなったかと思えば、今度は良くなってきたり
 色々、不思議なことが起きてたのだけれどもね……」

[メイン] トネ : 古びた木造の部屋を見渡しながら。

[メイン] トネ : 「………体はよくても、どこか……心がねぇ
 寂しかったり、してたんだよぉ……ほっほっほ
 ……お爺さんも逝って、もう何年も経って
 私は慣れたつもりだったけれどもねぇ……」

[メイン] トネ : 「………でも、ベアトリスちゃんと会って
 ほっほっほ、最近はとぉ~~~~……っても
 楽しいって、思えるようになってねぇ……」

[メイン] トネ : 「本当に……ありがとうねぇ、ベアトリスちゃん」

[メイン] トネ : にこりと微笑みながら、ゆったりとした口調で。

[メイン] トネ : 「……それにしても、どうだい?最近の、えぇーと……
 ちしつ?の調査だったかねぇ……
 いい成果が挙げられていると、私も嬉しいんだけどねぇ」

[メイン] トネ : ほっほっほ、と軽く笑いながら。

[メイン] ベアトリス : 「あー……」

[メイン] ベアトリス : 少し申し訳なさそうな顔をした後

[メイン] ベアトリス : 「へへ……そこはもうバッチリ!問題なしです!」
……だから、許してほしい
どうかこの様に本当の事を語らない事を この最後の刻まで、どうかこちら側に来ないで欲しいと自分勝手に思う事を

[メイン] トネ : 元気な答えに、まるで孫を見るような目で微笑む。
子どもはいないが、それでもトネは、心から慈しみ。

[メイン] トネ : 「それなら、良かったよぉ」

[メイン] トネ : 「ベアトリスちゃん」

[メイン] トネ : 「……明日も、また来てくれるかい?」

[メイン] ベアトリス : 「勿論」
即答、見送るだけで終わりなど虚しいだけなのだから

[メイン] トネ : その言葉に、嬉しそうに微笑んで。

[メイン] トネ : 「─────ありがとうねぇ」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : そしてこの、今日の会話が、"最期"であった。

[メイン] GM : 次の日、あるいは忙しく、訪れる日が遠くなってしまい
別日に、この山へとベアトリスが訪れた時にはもう。

[メイン] GM : トネは、冷たくなっていたのだった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────墓が立てられた。
一体誰が立てたか?それは、分からない。

[メイン] ベアトリス : 何度も戦場で人を撃ち、斬った事がある以上
それを想う資格も無いのだろう

[メイン] ベアトリス : UGNに来た今でもそれは変わらない

[メイン] ベアトリス : だが、大義名分だけは与えられてしまう
『国の為』『今後の為』『他ならぬ彼の為』
等しく聞かされてきた事である

[メイン] ベアトリス : だが、それは死を齎す理由にはならず
自発的に齎すものでもまた無いのだ

生と死の境目を越えさせ続けるなど、そこまで残酷なことは無いのだから

[メイン] ベアトリス : ならば、行ってしまった……見てしまった場合はどうするか

……そんなことは決まっている 少なくとも、これ以上心を死なせない様にするためには

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス :      ゆっくりおやすみなさい
ending『Wenigstens wird das Ende friedlich sein』

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] ベアトリス :  

[メイン] 銀城 : ending  「そこにいた」

[メイン] 銀城 : 会議

「解決したといっても残留レネゲイドやその他不測の事態もありますから」
一つ事件が終わった
そして
「はい…はい…」

[メイン] 銀城 : 「波捨山の大規模捜査を…」

[メイン] 銀城 :   

[メイン] 銀城 : 発見されたもの

十数名 ほとんどの死亡を断定できるもの
その他 大量の古い人骨

[メイン] 銀城 :
引き取り手のなかった合同墓の前
「これで…書類上も遺族も納得して死んだって言えるな」

[メイン] 銀城 : 「恨みがレネゲイドビーイングになったかもしれないが…個はそこにいた。死んでいた」

[メイン] 銀城 : 手を合わせ
「死んだら終わりかもしれない。そうじゃないやつもいる。そこから始まるやつもいる。」
「とは言え、あの世はいいところさ。」

墓を背にして去っていく
「じゃあな。もう恨んで化けて出るんじゃねぇぞ。」

[メイン] 銀城 : カツ

[メイン] 銀城 :
カツ

[メイン] 銀城 :   

[メイン] 銀城 :   

[メイン] 両儀式 : ending

[メイン] 両儀式 :  

[メイン] 両儀式 : 「で、結局お前これからどうするんだ?まあ死ぬのを引き止めたのはこっちなんだが」
てきとーなUGNの空いた部屋なり何なりで、雑談を向後と交わす
この組織周りの説明は再度あの連絡員に投げた。理解出来るだろうしめんどい。

[メイン] 五来 向後 : 「…………そう、ですね……」

[メイン] 五来 向後 : 虚空を見上げながら。

[メイン] 五来 向後 : ─────UGNに保護され、向後はこの世界の掟を教え込まれた。
そして、自分自身に宿る力が、あの山での惨劇に留まらず
世界規模で、不幸を呼んでいることも、知った。

[メイン] 五来 向後 : 「…………僕は、知りたいです」

[メイン] 五来 向後 : 「"最悪"から生まれた僕が、一体どこに行くことができるのか」

[メイン] 五来 向後 : 「そして………この世界で、僕の知らないところで
 亡くなっている人達が……どんな無念を抱えて、逝ってしまったのか」

[メイン] 五来 向後 : 「………僕の力で、少しでも食い止めることができるのかどうか」
自分の胸のあたりに拳を置きながら。

[メイン] 五来 向後 : "興味"のRBとして。

[メイン] 五来 向後 : 「………式さん、でも……僕は、不安です」

[メイン] 五来 向後 : 「この力は、呪いです」

[メイン] 五来 向後 : 「─────どうして式さんは、戦っているのですか?」
顔を上げ、式をじっと見つめる。

[メイン] 両儀式 : 「殺し合いたいから」
衝動:殺戮

[メイン] 五来 向後 : ええ……という顔になっている。表情は豊かになっているので、始め会った時よりも、人間らしさは向上しているのだろう。

[メイン] 両儀式 : 「オレは、オーヴァードになってから妙に…死って物が視えるようになっちまった」

[メイン] 両儀式 : 「その死をなぞったらそいつは死ぬ、って感じの物がな」

[メイン] 五来 向後 : 「な、なるほど………?」

[メイン] 両儀式 : 「普段は、その死と折り合いを付けて生きようとしてる。が、今回みたいに殺人を無闇矢鱈に行うような奴は結構居る」
「そういう時にオレは呼びつけられる」

[メイン] 両儀式 : 「ま、基本的に外れだからそこまで殺さないけどな」
「オレが殺したいのは殺人を理由に殺人をしてる奴で、それ以外の目的でやってるのは違う」

[メイン] 五来 向後 : 「……………………」

[メイン] 五来 向後 : 「………あのぉー……」
小さい声で。

[メイン] 五来 向後 : 「……え、えっと」

[メイン] 五来 向後 : 「殺人を理由に、殺人してる人を、殺したい……んですよね……?」

[メイン] 五来 向後 : 冷や汗を浮かべながら。

[メイン] 五来 向後 : 殺し合いたいからって、言っていたような……。

[メイン] 五来 向後 : "興味"のRBは、深いところまで知りたくなっている。
この世界には、多種多様な人間が多く存在する。
そもそも、簡単に理解ができる人だけで構成されているならば、世界はもっと平和だったであろう。

[メイン] 五来 向後 : だからこそ、向後は、先を知りたいと、願っている。

[メイン] 両儀式 : 「ああ、だってそうじゃなきゃ殺し合いじゃない、何かが介在しているのなら何ら手段でしか無いからな」
「オレがやりたいのは何の後腐れも無い互いしか見てない命のやり取りだ」

[メイン] 五来 向後 : 「……………な、なるほど」

[メイン] 五来 向後 : やっぱり、色んな人がいるんだな、と思う向後であった。

[メイン] 五来 向後 : そしてだからこそ、同じ人間がいないからこそ。

[メイン] 五来 向後 : この世界の可能性は、より広く、より大きくなっていくのだろう。

[メイン] 五来 向後 : ………と、一応それなりに、前向きに捉える向後であった。

[メイン] 両儀式 : 「…………お前もやっぱそういう反応するかあ、いや良いけどよ」
ちょっと凹み気味

[メイン] 五来 向後 : 「えっ!?あ、ああ!いえいえ……!」
慌てながら。

[メイン] 五来 向後 : 「す、素敵……な考え方?だと、はい、思いますよ」

[メイン] 五来 向後 : 「それに……そうです、はい、UGNは……人道を無視する
 テロリストと戦うことになるわけですから」

[メイン] 五来 向後 : 「─────だからこそ、式さんのような方も、必要なのでしょう
 僕は、その在り方を今は理解できていないだけであって
 否定は、するつもりは毛頭ありません」

[メイン] 両儀式 : 「おう」
気使わせちゃった…

[メイン] 両儀式 : 「………………ま、何だ…人殺す事だけやってる訳でも無いからな………学園に転入生として入ったりとか」

[メイン] 五来 向後 : 「学園……!」
黒の目の奥が、キラキラと輝き。

[メイン] 五来 向後 : 「もっと聞きたいです!」
少年は、興味を渇望する。言うなれば─────衝動:興味だ。
飽くなき好奇心で、1秒ずつ成長する。

[メイン] 両儀式 : 「……………」
制服姿とか、恥ずかしかったのだけど…

[メイン] 両儀式 : 「しょうがないな____」

[メイン] 両儀式 :  

[メイン] 両儀式 : あーあ 結局また殺し損ねた

[メイン] 両儀式 :   

[メイン] 両儀式 : ED:『換骨奪胎』